ゆきま 情緒いつも不安定・18時間前
ゆきと✖️けー
「「ありがとう。」」
「女の子が欲しかったわぁ」
両親は女の子が欲しかったらしい。
僕はあいにく男の子。
狂った両親は狂ってる案を出した。
「この子を女の子として扱おう。」
「名前はゆいか、結華だ。」
顔も女っぽくされて…
髪も長くして…
服も…
全部…
僕は…私は女の子なんだ。
辛かった。
「お前女子トイレいけよ。」
「きも、なんでスカートはいてるの?」
「あっちいってよ。」
「キモイ、○○ればいいのにな。」
「○ねよ。」
毎日のように言われる陰口。
耐えかねた僕は中学の制服を勝手に男の制服にした。
「あんたは女の子なの!なんで分かってくれないの!!」
死にたかった。
苦しかった。
その時出会った「ゆきと」。
ネットで会ったんだ。
通話をして、仲良くなって。
でも怖かった。
いつか、私が男の子だってバレる。
ある日、ビデオ通話をすることになった。
怖かったけど、やってみたい。
怖いより、楽しみが勝ってしまった。
ビデオ通話の日、
「こ、こんにちは!」
僕のターン、ゆきとはぽかーん。
そうだよね。おかしいよね。
「…」
無言が続いた。
「あ、あ、あの…」
勇気を出した。
「僕、男の子なんだ。」
泣きながら言った。
目をつぶった瞬間。
空に虹がかかった。
「その言葉を待ってた。」