#ヒマワリ

あなたに会いたくて
今年も思い出の場所に来ました
あなたとたくさん笑い合った
ヒマワリが咲く　町外れの高台

あなたの顔より大きな
ヒマワリを見つけて笑ったり

夕日がトンボの羽に反射して
キラキラとキレイだったり

静かに沈む夕日をただ眺めていたり

ヒマワリの種を一粒づつ持ち帰って
庭先に蒔いて
どっちが先に咲くか競争した

私の方が一日だけ早く芽を出したのに
ヒマワリの花が先に咲いたのは
あなたの方で
悔しがる私を　なだめるかのように
あなたはそっと口づけした

うれしくて　恥ずかしくて
胸の高鳴りが
あなたに聞こえてしまいそうで
何度も深呼吸したの

あなたと手を繋ぎ
夕日を背中に歩く帰り道
あなたは純粋な目をして言うの

『僕たちが大人になったら結婚しようね』

あなたは大人になることなく
遠い所へいってしまった
果たされることのない約束

何年経っても
あなたを忘れられず
今年もこの場所に来ました

あなたに会いたい

今年も庭先で
元気にヒマワリが咲いています

私から君に贈る花はヒマワリがピッタリだな

”私の目は貴方だけを見つめる”

心に咲くヒマワリ
風に揺られ
見上げた空は 晴れ渡り
ほら 虹が見えるでしょ？

君はね?
僕にとっては向日葵。
いつも素敵な笑顔で照らしてくれる。
太陽の暖かい燿を分けてくれる。

でも、

君は無理してるよね?
茎が傷付いても独りで何とかしようとして。
君はとっても頑張り屋さん。
頑張ってる君はもちろん素敵だよ。

けれど、

少しくらいは頼ってくれたっていいんだよ?
ねぇ...今日くらいはさ、
傷付いた心と身体を休めよう?
お話聞くよ。

ねぇ、神様。

神様は何でもわかるの？


ねぇ、もしそうならさ。

どうかお願いだから私の明日を教えて。


ねぇ、神様。

私は明日何をして、どうして生きるの？

太陽に恋をする　幸せの黄色い花は
熱くなっているように見えて　毅然としてる

夏空に憧れる　背の高い緑は
背伸びしているように見えて　堂々としてる

恋と憧れに焦がれた 芯のまぁるい褐色は
笑っているように見えて　リンとしてる

太陽のように美しく　ライオンのように強い
そんな真夏の向日葵のように

あなたに恋することができたら　カッコいいな


『向日葵カラー』

ずっと貴方のようになりたかった

誰かが指差して
あなたを笑うときでも
忘れないで
側にいる いつも

手を伸ばしても届かない…

『ソラ』ヘ向う花の名前は…


ヒマワリ

ひまわりも愛情を注いで花を開くんだよ

もう一度ひまわりが咲いた時は
キミの隣にいてもいいですか？

蒲公英
向日葵
日ノ輪

太陽に向かい花開くヒマワリ
どんなに強い日差しにもめげず
常に凛としている
自分と正反対な逞しさを妬んでいた
けれど、それは羨望への
裏返しでもある事に気づいた
自分もヒマワリの様に
逞しくなりたいのだ…と

黄色い世界
君がヒマワリだから

真夏の太陽の下
ちから一杯咲くヒマワリ

たくさんの光を浴びようと
精一杯　背伸びをする

たくさんのヒマワリの中から
私を見つけてください

背伸びをしても
叶わぬ恋です

先生　私は今日も
先生という太陽を追いかけています