はえる・13時間前
海を眺めて
プロローグとエピローグ
国
思い出したいから征くのだろう
思い出したくないから恨み言を吐くのだろう
無意識下で私たちは何かに囚われている
外界の汚れを海の綺麗な青さで
いくら洗い流しても
汚れは汚れのままな気がして
何も変わらないことに失望して
それでも私、私たちは
何かに依存し(縋っ)て生きるしかなくて
せめてその依存先が健全なものでありますように
確証なんてないのに、願ってる
波の音が聞こえる
1年と、3年、5年月日は巡り
もう良いだろう
待ち人はいない
私は消える
足跡消える
青さ残して