凛花・2023-11-22
独り言
会いたい夜に
例え そこに何もなかったとしても
僕は構わなかったんだ
ただキミと
その時間を共有したかっただけ
人それぞれの
幸せのカタチ
キレイに重なる人に出会えたら
それは奇跡
僕のポケットの中に 海がある
引き出しの中にも 海が、ある
夢中で集めた
宝物だった貝殻
ピカピカで
海の音も聞こえた
僕の目にも
海があるのかな
同じ様に
しょっぱいんだ
星の砂は
願いを叶える魔法
だから君にも分けてあげるね
深い海の底で
僕はクジラの夢を見るんだ
永遠なんて要らないよ
だって明日はもっと美しいハズなんだからさ
もう会えない事を
思い出す
夏の終わり
私の好きな物を
知り尽くしてる あなたは
甘い甘い罠を 私の周りに敷き詰める
恋だとか
愛だとか
名前をつけなきゃ不安なのね
言葉にしたくない関係
こっちにおいでと手招き
残念
私、迷子を楽しめるの
治す気なんて起きないような
病の様に
カサブタみたいな私でいたいのよ
あなたに傷付く資格はないし
僕にも、そんな資格はない
あなたがくれた寂しさは
そっくりそのまま
あなたに返す
なぜ皆
こんなポジションがうらやましいのか
孤高の人、
と呼ばれていた
どうしてこんな僕が
存在してしまったのか
いつも 問いかけていた
わかるよ
と、うなづいてくれたなら
預けたままの私の夢を
今も抱えているのですか
憧れを諦めて
差し出された手を振り払い
一人で逝くのだと心に決めて
そうなる様に生きて来た
終わりを考えない恋はなかった
寂しいと泣く事は
私自身が許さないの
手を振って
踏みつけて
置いていって
失くした事を
忘れて生きて
本物の愛は
今も遠い空の彼方
どうか
あなたに幸せを
不意にやってくる
眠れない夜
毒でココロと肺を満たす
"会いたい"って想うほど
会えないんだって実感する