氷花・2024-04-23
あの日の後悔
辛い
何が正しかったのか
“もう 終わりにしょう”
“お互い苦しいだけだから”
あなたが言う
頷くこともできずに
声も出せず 呼吸を乱さないように
あなたを見つめて
ただ涙するしかできなかった
私が自己中だったら
“嫌だ”って言えてたかな
もっと 違う今があったのかな
違う未来が欲しかった
元の生活に戻れると
あの時は純粋に信じていた。
でもそんな簡単な話ではなかった。
毎日、症状が酷くなるばかりで
薬も増える一方だった。
前みたいに働くことも出来なくなって
何も思いどうりに行かなくて
周りと比べたくなくても
比べて、崩れる自分が嫌い。
みんなができてることも出来なくなって
僕だけが取り残されたみたいで
自分が惨めに思えた。
これから先どう生きればいいのか
何のために生きてるのかさえ
分からなくなってしまった。