片翼の天使𓂃⭑*★・2022-10-08
僕を創る君
大好きな君がいるから
空に昇ってゆく風船は
まるでサイダーの中の炭酸の粒のよう
気の抜けたサイダーなんて
飲めたものじゃないよな
ある日の心模様
時々想い出す一本の桜
舞い散る花吹雪は
幼稚園の庭が
淡いピンクに染まるほどだった
今は移転してもうないけど
決して忘れないよ
僕を創ってくれた風景を…
好きだと気づいた
その瞬間が
幸せな瞬間で
迷ってばかりも
もったいない
立ち止まるよりは
進み続けた方が
きっといい。
貴女を好きになるまで
私こんなじゃなかったのに
僕を創った君の中に
僕はいないんだ__
どれだけ言葉を紡いでも
君の目線は変わらない
辛いことなんて
数え切れないほどある
だけど
幸せなことは
もっとあるから大丈夫
ドロドロの血には惹かれてくれないんだね
僕が僕じゃないから
笑顔も涙も込み上げてるみたい
君の横顔をこっそり覗いたこと、
どうか君だけは気づかないで。
きっかけはすぐ側にあるから負けないで
慈愛し合うことに酷く退屈だから
今夜誰が悪なのか決めようぜ
君が好きになった人をキライになりたいよ
相合い傘は夜に吸い込まれ
君の胸に雨宿り
いつも目を逸らしていた君と向き合おう