#君との、日々を

困らせたいはずじゃないのに

涙が止まらなくて

繋いだ手を離せない

何かに染る度に

その愛情を確認して

離れられない魔法にかかる

君との、日々を

永遠に

そんな願いは届かない

笑いあえるならそれでいい。


なんて理不尽な事を口にする僕に


“笑”なんて言葉はないんです。


その日々を僕は涙と＿

僕らがすぐに忘れてしまうのは

いくつかの思い出より

もっと大切な君が横にいた日々なのだろう

君との日々を
毎日歩いていきたい

君には届かないから＿













｢おはよう！今日天気よくて最高だねぇ｣







あぁ、朝から元気だな。








と思い 彼女に返事を返す







［相変わらず朝から騒がしいなお前は］







彼女は少しも悲しくなさそうに







｢えぇ！酷い。悲しいじゃん、！｣







笑いながら言う。






｢はぁ、つれないなぁ。｣






［うるさいな 俺は眠い。］






｢はぁ？いっつも寝てるじゃん！？｣







お日様が出てると眠くなるだろ







彼女が俺の顔を覗き込んだ







｢じゃあ、またね！｣







俺は彼女の背中を見送った








俺は君には、届かない








でも、







明るい彼女に恋をした







ずっとそばに居れたらいいのに








［俺も人間だったら＿。］

もしも願いが叶うなら

君と僕だけの日々を

もっと幸せな思い出にに


ねぇ先輩

僕を見てください

永遠に

君の笑顔を

見ていたい

手首に残った微かな香水

少し苦い煙草



その匂いが、

“俺が居た事を

忘れないで。”


そう言ってるみたいで

涙が溢れるんだ＿＿＿。