#坂口有望

どうして君には 聞こえないの


言葉にしたよ 何回も

こんなに月が綺麗な夜は

君も誰かを思ってるのかな

平常な日々に〝革命〟を

起こせるもんなら
起こしてみたいな。

〝目〟が見えるようになったのは
いつから…だっけな

〝周りの目〟が見えるようになったのは
いつから？

そんな事
どうでもよかったのにな

明日が怖くて泣いていたら

いつの間にか今日になってた

「明日」が怖くて泣いていたら

　いつの間にか

「今日」になっていた。

愚痴をたくさん聞いて
あげられないで

ロで言う「ごめんね」は
照れくさくてさ

伝えれないで「ごめんね」なんて

わたしそんなこと言えなかった

またこれから「二人」になりたいねってさ

ばかみたいね








君は君の家へ帰る

帰ればいい 帰ればいいよ




君がいなくなったって


ご飯はおいしい ちゃんと味もする
君はロックンロールが好きだと言った



好-じょし-/坂口有望

悲しいこと、辛いことが
幸せの引き立て役だったら＿

ほら、気づけば過ぎていったこの1秒間

その一瞬にたった一瞬に
たくさんの何かがなくなったんだ

そう、何気なく過ごしたこの1秒間

その一瞬にたった一瞬に
たくさんの何かが生まれたんだ

大人になってしまうなよ…

なんとなく
なんとなく で生きていたから
壁を前にして足がすくむような毎日でした。

〝ちゃんと〟って言葉が嫌いになった。

そうだ僕らは「こども」だった＿

地球がくるくる回って、
そしたらみんな目が回って

大切な人とぶつかってしまう。

きっと それはぶつかったその先の答えを
見つけ出すためだから。

…

君が地球の形はマルって
バツじゃなくてマルでしょって
そうやって優しくそっと笑うから

こんな僕も
笑顔が苦手な僕も
はじめて 笑えたから。

君がいなくなったって
ご飯はおいしい
ちゃんと味もする

“大人になってしまうなよ”

何となく、何となくで、
生きていたから。

壁を前にして、
足がすくむ様な毎日でした。

“ちゃんと” って
言葉が嫌いになった。

そうだ、僕らは『子供』だった…。

ほら　気づけば過ぎていったこの1秒間

その一瞬に　たった一瞬に

たくさんの何かがなくなったんだ

そう　何気なく過ぎていったこの1秒間は

誰かが生きたかった時間

悲しいこと
辛いことが
幸せの引き立て役だったら

嫌になる程の思い出が
私の土台だったとしたら…