#夕焼けに見惚れて

囁きながら放つ『好き』の二文字が

綿毛に乗って君の心へ届きますように

夕暮れ時今日の終わり
歩いて帰る帰路の中
君の後ろ姿が何処か愛おしくて
ぼーっと眺めていた

夕焼けにみとれてた
君と二人
君とみる夕焼けは
いつもより何倍も
綺麗なんだって
帰りの電車の中
気づいた小さな幸せ
淡い光と
君の寝顔
お願い そろそろ
気づいてよね
私の君への気持ちに

唐突のタグ紹介！をします！！


# 神様だけが知っている

# 見つけたくない恋心

# 夕焼けに見惚れて

# 朝焼け電車

# 夕焼け電車


上の三つは大真面目です（
下の二つはネタです（
使用・解釈自由です！
誰か使ってくれると嬉しいです！
でも期待はしてません！！
よろしくお願いします！！！

ススキたちに
囲まれながら

家に帰りたくない
思いをなくそうと

夕日に隠れて
思いを馳せるも

この場所に夜まで居たい
なんて思ってしまった自分がいる

｢ふふ、近いね｣
｢うん、キスできちゃうかも｣

ふふふ…と笑って話す僕達は
数秒後には唇を交わすのだろう

味気のない日常だって

曙色を欲すれば

彩りの花が咲き誇る

空がきれいだなぁと
制服を着たまま通った道

一枚写真に収めたものの
こんな古い携帯では
そんなに綺麗に映らない

やっぱり裸眼が一番綺麗で
この景色を目に焼き付けようと
歩道の端に寄り空を見つめる












何分経っただろう
車も何台通っただろうか
少し指先が冷えてきた気がする

空が青く染まり始め
赤くキラキラしていた空が
青に侵食されているようだった

その蒼く染まり始める空を
ぽつぽつと顔を見せる星たち












少しずつ瞬いていく
たくさんの星を目に焼きつける

遠くの家の灯りもよく見えて
暗かったこの道の街灯たちも
点々と付いて道路を照らす

段々と空も蒼に染まり
人影も少しづつ減っていく
意外と好きだったりする












黒くなっていく町を見ながら
道をゆっくりと歩く
腕時計を見ても暗くて読めない

まぁ母から電話が
かかってこないから
そんなに経っていないんだろう

こう油断していたから
帰って直ぐに怒られたのだろう








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夕焼けが空を染める頃

僕は一人動けずにいた


高い高いビルの屋上で

一歩踏み出せば落ちるものを

夕焼けに見惚れて進めなかった


僕はこの街が大好きで

この景色を何万回も見てきた



でも

この景色がもう見れないとなると

どこか寂しくて仕方がない


だから僕は

踏み出そうとした右足を

そっと後ろに下げたのだった
 ︎︎