天鈴・2019-04-30
夜の舞踏会
平成良かったこと
平成最後の今
天罰を下す神様に驚かせるぐらい
今僕は微笑んでいます
いつしか其の微笑ましい顔に
呆れては僕らに幸せを
君に出逢えたこと
僕は今誰よりも幸せです
会えばきっと分かる気がした
君だって、君が運命の人だって
繋がれた手には
離さずに持っていた組紐
"また踊りませんか"
君と手を取り何処までも
あの子らのよう
僕らだって魔法にかけられたなら
触れられるような気がしたのは
僕だけだったのか
不定期に開かれる踊り
君はいつまで僕を
待っていてくれるだろうか
君の手は大きいのに
いつもどこか冷たくて
離せば消えてしまう気がした
世は残酷で愛と共に哀までも運んで
見えもしない君の姿を追いかけた
夢見た僕らが悪かったんじゃない
何かのせいにしてでも
僕は幸せだったって
僕は君を好きだったって
証明したかった
君に教えたひとつの本
結ばれぬふたり
消えぬ跡は僕らの葉のよう
"そこにふたりは寄り添っている"
何回開かれただろうか
僕らの好きな音色奏で
手を取り踊り合う真夜中
0時の鐘と共に手を離す少女
それでも僕は哀耐えきれず
君を離してはやらない
君を甘党にするほど
共に夜を過ごそう
水溜りになった道
撥ねた水滴にも眼をくれず
君の思い当たる場所を巡った
見つからない君に僕の居場所を
色褪せぬよう葉を残した
蹲る僕の前に現れては
待ちくたびれたと拗ねる僕を
どうか抱き締めて欲しい
秋を迎えるシグナルが
金木犀と共に風に揺られてる
肌寒くなる頃
君と出逢った季節がくる
哀愁漂う鈴の音を
どうか君の唄で
どうかふたりだけの踊りを
何度夜を迎えても
扉が開かれることはなく
月明かりがぽつりと僕を照らす
君が還ってきたとき
寂しげな夜を迎えないように
ココアとコーヒーを添えて
あの思い出さえ真実なら
僕は誰よりも幸せ
遠い未来のいつの日か
触れられる距離に君が居れたなら
もう一度僕と踊り始めませんか
ふたりだけの待ち合わせ場所
秘密基地のようなトンネル潜れば
僕らが何度か踊り明けた場所
波の音さえ僕らのものにして
ふたりだけの刻を過ごそう
1年前そっと開いた扉
錆びて腐って
僕にはもう開けられない
扉前 君を待って
声は届かない月光の宙に
メリークリスマス
僕と踊ってくれませんか
開幕してからひと回り
君と僕とが手を繋いで
踊り回った真夜中
始まりの鐘を鳴らして
この刻だけはどうか永遠の夜に
僕と出逢ってくれてありがとう
風鈴の音が聴こえずとも
今も昔も、
君は生きている
けれど輝いていた日々は
きっと君がいたからだろう
聴き慣れた
ミミナリ
僕が路をゆくのに
貴女は音に
僕が扉を開けるまで
導いてくれてありがとう
今君に伝えたいことがある
何気なく始まった僕らの待ち合わせ
夜の踊りと共に自己満足で綴られ
終わらぬ夜を獏に願った
いつしか愛を散りばめた葉
此れを好いてくれた者が居たこと
嬉しいねって微笑み合いたいんだ