#夜の霧に溶けてく

グレープソーダのように染まる雲

灯りなんて1つも無い闇夜の真下で

僕は今夜も明夜も悪夢をさ迷う迷子

想ったって 愛したって

生きてないなら

君の瞳にも写らないのね

死にたいも 苦しいも消えて

心からありがとうと笑えたなら

どれほど世界を愛せただろうか

いらないならいらないと

捨ててくれれば

届かぬ愛の穢さを知れたことでしょう

君の全てを知る頃には

君のいた世界が

涙に溺れて 上手く見えなくなってた

もういいかい？

その言葉だけが 脳裏に遺って

鬼のいないかくれんぼ

どんどん細く 掠れてく

いつか無くなる君の声すらも

忘れ無ければ 永遠な気がして_。

死にたい理由はどこにでもあって

でも生きる希望は 君しかなくて

君が遠いから 消えたくなるよ

" 気持ちなら負けない "

君の恋人になりたいなんて

モブの私じゃダメですか？

生きてとか あいしてるとか

拙い言葉を選んでは

ほつれた情を縫いつけた

現在を疎んで 未来は霞んで

あの頃ばかりを考える

結局僕ら過去をいちばん愛してた

将来を決めて 我慢を重ねて

何かを見失ってまで

大人になるって そんなに大事かな

無機質な空間で 君は笑って

温もりなんてない時間に

空ぶったアイだけが降り注ぐ

連れ出してと願うなら

黒馬に乗って 迎えに行くね

世間が批判しても 貴女だけが光だから

自己防衛なんてエゴで

他人を無視して 嘘で繕って

結局愛を突き放したのは僕だった