#子守り詩

私は、

誰のために、

子守唄を歌うのかしら。








もう会えなくなってしまった人のため。


思い出したくもない過去の私のため。


私じゃない人を選んだ人のため。


私と遊びだった人のため。


私を都合よく利用した人のため。


うわべだけの友達だった人のため。


私の好きなものをバカにした人のため。


人の旦那になったのに、

まだその気があるような
素振りをする人のため。


勝手に決めつけてくる人のため。


無神経な人のため。


優しさが長持ちしない人のため。


してもらって当たり前と
思っている人のため。


欲しいもののためには
手段を選ばない人のため。


適当な相槌しか打てない人のため。


自分では決められないくせに
決まったことに文句を言う人のため。


後だしジャンケンが上手な人のため。


私の悪口を吹き込んだ人のため。


あなたより私の方が上よと
勝ち誇った顔をする人のため。


私のことを
知ろうともしなかった人のため。


自分は好きなだけ変わるのに、

人は　いつまでも
変わらないと思っている人のため。


いい加減にして受けとめる
ということができない人のため。



たくさん書き連ねてみたけれど、


まぁ、

誰のためでも構わないわね。



とにかく、

二度と目を覚ますことのないように、



どうぞ　ゆっくり、


私の底で、

お眠りなさい。