#微

ただ君と、

くだらない話をして、

ずっと笑っていたかった。

デフォで調子悪めだから

逆に少し良くなったりすると

いつまた堕ちるかわからない

どこまで堕ちるかわからない

そんな不安が積もっていく。

会いたくてしょうがないのに、

会いたいと打った文字は

なかったことにして

さよならの先で、

また君に逢わんことを。

君が私にだけため口になること

傘にすんなり入れてくれたこと

私のことをじっと見つめること

私をよく笑顔にしてくれること


私は君の特別になれていますか

いつも敬語の貴方が、

ときどきため口になるって

ずるいよ

涙はとうに枯れきった。

さあ、また前を向くだけだ。

上を向いて、歩いて行こう

今日の終業式前の表彰式で、

ひとクラス一名が選ばれる

優秀な生徒に、貴方が選ばれて

表彰されてた。

流石だななんて思いながら、

人気出ちゃうななんて心配して。

恋人でもなんでもないのにね。