御子柴・2022-01-06
愛し哀され、綴るはアイ物語
運命だって信じたい
人の形をしていた愛を
一人おぶった
吸って吐いた息は
淡い熱を帯びていて
心の中から来たかのよう
愛は冷たくなった手を
一瞬だけ温めてくれる
きみとのアイ物語は
きみと離れた日で止まっていて
でもきみへのわたしの気持ちは
今も変わらず続いているの
いっそ消してしまいたいな、
君が恋してた形跡も
見ないフリしたって
過ぎるその光景ばっかりに
僕の知らない君の笑顔があった
ツキ
美しい君は今日も夜景の主役
ホシ
俺らは手が届かず夢を見る
君がそんなに輝くのは
アイツ
きっと太陽と両想いだから
僕と君は絵の具の様
溢れる涙が滲むほど
恋の結末は透き通る
恋情心の奥にしまい込み
笑顔に照らされ瞳は彩る
どんな言葉を綴れば
君にこの想いを
伝えられるだろう
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#愛し哀され、綴るはアイ物語
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重ならない愛情表現
垣間見た貴女の本音
哀しみに暮れながら
気付く貴女の愛しさ
君は白馬の似合う
王子様なのかもしれないけど
私はガラスの靴の似合う
可愛いお姫様なんかじゃないの
過去の栄光に手を伸ばしたって
もう届くわけないじゃないか
自らの手で捨てたくせにさ