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#感想ください🫧

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全280作品・

辛い時このアーティストの曲聞くと落ち着く

「Lil Yeek」ってアーティスト

好きな人がグルラに送ってたの聞いたけどどハマりした

めっちゃ好きこーゆう曲

1番好きなのは「告白」って曲と「宵蛍」って曲。

胸が締め付けられた。

マリア・2025-08-30
聞いてみて!
感想ください🫧

Day.5 私たちのこと
燈莉「実はさ、宮川と一緒にいる女子いるじゃん」

瑠夏「あぁ」

結亜「...」

燈莉「でさ、そいつら結亜になにかしてくるかもしれない」

結亜「え、」

瑠夏「はぁ、」

燈莉「気づかれた、もうしょうがないけど、結亜が嫌なことに巻き込まれるかもしれない。だから、」

瑠夏「だから、俺はこいつと一緒にいないようにしてた。でも、学校で一度ふたりで喋った時があった。その時にたぶん、」

結亜「...これまでにも、そんなことあったの、?」

燈莉「これまではないけど、あいつらはやりそうでしょ?」

瑠夏「これからどうするかが問題だな」

結亜「私と一緒に住んでることが知られたら大変なことになる、」

瑠夏「だから、どうするかだな」

燈莉「...まずは宮川を止めなきゃいけないな」

瑠夏「そうだな。」

燈莉「まあとりあえず今は食べよ」

結亜「あ、あの。お手洗い行ってきても、?」

燈莉「いいよ。行ってきなー」
(お手洗いに行く)

燈莉「あの子があれなんだ」

瑠夏「...」

燈莉「可愛いじゃん。あのとき会った時と変わってない?」

瑠夏「一緒だよ、変わってない」

燈莉「もう言ったのか?結亜に」

瑠夏「言うわけないだろ。きっと、あいつ俺のこと女の子だと思ってるから」

燈莉「...」


燈莉「じゃあ、俺こっちだから」

瑠夏「おう」

結亜「また、明日」

燈莉「じゃあね、瑠夏、結亜」

瑠夏「うん」

結亜「またねー」


瑠夏「てか、おまえどんだけ距離、離れてんだよ」

結亜「だ、誰かに見られたら迷惑かけちゃうから、」

瑠夏「こっちがかけてんだよ。いいからこっちこい」

結亜「はい、」

瑠夏「...なるべく近くにいるのはやめるから」

結亜「え、あ、」

瑠夏「いまじゃねーよ」

結亜「はい、」

瑠夏「...あんたさ、」

結亜「なんですか?」

瑠夏「なんて呼んだらいいの?」

結亜「え、私ですか?」

瑠夏「そうだよ。あんたって呼ぶのそろそろ飽きた」

結亜「じゃ、じゃあ結亜で」

瑠夏「わかった。瑠夏でいいから」

結亜「瑠夏くん、?」

瑠夏「呼び捨てでいい」

結亜「...瑠夏、?」

瑠夏「っ、」

結亜「どうかした、?顔赤いけど、」

瑠夏「いや、暑いだけ」

結亜「え、今日寒いよ?」

瑠夏「うるさい、」

結亜「え、?熱でもあるの?」

瑠夏「ねーよ!」

結亜「本当に?」

瑠夏「うるせ。お前のほうが熱あるんじゃねーの!」

結亜「ないですー」

瑠夏「...」
こんなん、いつになっても言えないよな、

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-14
君と幸せ。
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LASTSTORY なにがあっても、私は陽斗のことが大好きです
美里「陽菜!陽菜、死んじゃだめ!!生きなきゃだめだよ!!」

陽菜「...」

美里「っ、、陽菜!!」

(電話)
美里「(出てよ、、お願いだから)」

陽斗「もしもし?」

美里「っ、陽斗!陽菜が!!」

陽斗「どうした、?」

美里「陽菜が大変なの!早く来て!」

陽斗「...うん。」


陽斗「っ、美里、」

美里「陽斗、、真斗、、」

真斗「陽菜ちゃん、大丈夫なの、?」

美里「わかんない、」

陽斗「...」

医者「意識が戻りました!!」

美里「え、陽菜、!」

陽菜「...み、みんな、?」

美里「っ、」

真斗「っ、」

陽斗「陽菜、」

陽菜「陽斗、なんで、、」

陽斗「俺と、別れたかったの、この理由か、?」

陽菜「っ、、陽斗と一緒にいたら、陽斗が可哀想だから、、わたしも、陽斗と居ると、辛くなっちゃうから、、ごめんなさい、、」

陽斗「陽菜、」

陽菜「今日、来てくれてありがとう、、」

陽斗「っ、陽菜!まだ、やりたいこと2個残ってんじゃん!!死ぬなって、俺は、陽菜とずっと一緒にいたい。大切な人をもう失いたくない、、陽菜、、死ぬなよ、、」

陽菜「2個、、じゃあ、今するね、、」

陽斗「え、」

陽菜「私は、陽斗が、田坂陽斗が、夢を追いかける陽斗が、世界でいちばん大好きです。」

陽斗「陽菜、、」

陽菜「夢、頑張って目指してね。」

陽斗「陽菜!」

美里「陽菜!」

真斗「陽菜ちゃん!」

陽菜「...」


(2年後)
あれから、2年が経った
俺はシンガーソングライターになって、曲も大成功
そして今日はLIVEの最終日だった。

陽斗「今日は楽しんでくれましたか!」

歓声「いえーーーい!!」

陽斗「では、最後に新曲をみなさんに披露します!」

歓声「ふぅーーーー!!」

陽斗「この曲は昔、僕に大切な人がいて、でも、自分が会った時から、余命を宣告されていました。それでその思いをこの曲に詰め込んで、みなさんに届けたいなって思っています。それではいきます。“運命”」

君は僕が出会った時から、自分がこの世界から消えるだなんて思ってて、僕の夢を聞いて憧れをもってた。

陽斗『そう。俺、シンガーソングライターになりたくて』

陽菜『そうなんだ、、いいなぁ。夢を目指せるなんて、羨ましいなぁ、』

君はいつでも笑顔で。僕に元気をくれて、たくさんいろいろあったけど、最高の日々だったよ。

僕は君がいたから、いつも楽しかったんだ。いつまでも君がいれば良かったなんて思ってる


スタッフ「陽斗さん。」

陽斗「はい。どうしました?」

スタッフ「なんか、陽菜さん?という方のお母さんだそうです。」

陽斗「え」

母「どうも、、」

陽斗「どうも、」

母「少しお話出来ないかしら」

陽斗「はい。」


母「急にごめんなさいね、来てしまって」

陽斗「いえ、」

母「今日は、陽菜のことで、話に来たの」

陽斗「陽菜のことですか」

母「そうなの。1年間ね、陽菜の部屋にまともに入れて居なかったの。でも、最近、入れるようになって、これ、見つけたの。」
(手紙を渡される)

陽斗「これ、」

母「たぶん、陽菜が書いた手紙だと思うんだけど、」

陽斗「ありがとうございます」

母「陽斗くん。」

陽斗「はい、」

母「陽菜のこと、ありがとね、」

陽斗「いえ、こちらこそです。」

母「それとこの、やりたいことノート。貴方に持ってて欲しいの。その方が陽菜は嬉しいと思うから。この、アルバムも全部。陽菜のこと、好きじゃなくなったら、いつでも、返しに来ていいからね。」

陽斗「...俺は、陽菜さんのこと、嫌いになったり、しませんよ。」

母「っ、、ありがとう。」


陽斗「陽斗へ、」

陽菜「陽斗へ」

陽斗へ

お元気ですか?夢、叶いましたか?

私は今、この手紙を書いています。

何書こうかずっと、陽斗のだけ、悩んでました。

陽斗は私の初恋でした。

最初は彼氏ってだけで、好きでもなんでもなくて、

付き合ってるのは、私のやりたいことを叶えてくれるって

それだけの彼氏でした。でも、陽斗のことが

最近気になってきて、陽斗のことをもっと知りたいなって

思いました。陽斗はいつもかっこよかった。

優しくて、優しくて、陽斗が、私の彼氏でよかった

大好きな私の彼氏くん。それは陽斗だけだよ

陽斗が大好き。嫌いって言ったりしてごめんね

私は陽斗のこと、一度も嫌いになったことないよ

私は陽斗のこと、大好きなんだ。

誰よりも、大好き。

私と、出会ってくれて、付き合ってくれて、

やりたいこと、一緒にやってくれて、

ありがとう。

あと、2つ。99個目は、この手紙を書くこと

100個目は、また陽斗に会うこと。

出来ればいいな、、

いつまでも、幸せにね。

陽菜より

陽斗「っ、、陽菜、、ありがとう。」

陽菜と会えて、良かった。

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-03
きみと、1年の花束。
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これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に280作品あります

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STORY.8 俺は陽菜のこと好きだよ
陽斗「どーぞ」

陽菜「わー!ナポリタンだ!美味しそう」

陽斗「『彼氏の手作り料理を食べたい』って書いてあったから」

陽菜「ありがとう。これ撮っていい?」

陽斗「いいよ」

陽菜「ありがとう。」

陽斗「...」

陽菜「いただきます!...(もぐもぐ)美味しい、!」

陽斗「よかった。」

陽菜「ねえ、陽斗」

陽斗「ん?」

陽菜「私の彼氏になってくれて、ありがとう」

陽斗「どうしたの、急に」

陽菜「本当の彼氏じゃないけど、嬉しかった。ありがとう」

陽斗「...うん、」

陽菜「もう、半年しかないからさ、伝えたかったの。」

陽斗「そっか、」

陽菜「うん、」

陽斗「じゃあ俺も伝えたいことがある」

陽菜「ん?」

陽斗「俺は陽菜のこと好きだよ」

陽菜「え、?」

陽斗「陽菜と付き合うってなった時
最初は、陽菜のこと利用してたのかもしれない。...沙良と似てるからとか、陽菜と居たら、沙良のこと忘れられるとか、そんなこと考えてたのかもしれない。でも、陽菜と、一緒にいるうちに、本当に陽菜のこと好きになってて、俺は陽菜の願いを叶えるための
彼氏なんだって思ってる。だけど、
俺は本当の彼氏にはなれない。
...陽菜だってわかってるはず。
本当に好きになったら辛いから。
俺たちが一緒にいれる時間は
タイムリミットが決まってるから。
だから、俺は、これだけは伝えたい。
陽菜、好きだよ。」

陽菜「っ、陽斗。私も好きだよ、、大好きだよ、、」

陽斗「っ、...俺からの、お願い聞いてくれる?」

陽菜「うん、」

陽斗「嫌じゃなければ、俺と本当に付き合ってくれますか?」

陽菜「陽斗、、」

陽斗「辛いってことはわかってる。だけど、中途半端でいる方が辛いから。」

陽菜「...付き合いたい、陽斗と付き合いたいです」

陽斗「ありがとう。...陽菜?」

陽菜「ん?」

陽斗「42個目のやつ、やってもいい?」

陽菜「え、、それって、」

陽斗「キスだよ。」

陽菜「...」

それは、私が一番に叶えたかったやつだ。
どうしてって?そんなの聞いたからだ。
私のお母さんから。

-12年前・当時6歳-
陽菜「ねえ、お母さん」

母「んー?」

陽菜「お母さんは、お父さんといつちゅーしたの?」

父「ゴホッゴホッ(コーヒーを飲んでむせる)」

母「いつかしらねぇ、したの」

父「結婚式の時か、?」

母「その後もしたでしょ。」

父「したな、」

陽菜「ちゅーはさ、いつするやつなの??」

母「したいときに、していいのよ」

父「そうだぞー」

陽菜「誰でもしていいの??」

父「それはだめだ。」

陽菜「なんでー?」

母「いい?陽菜。ちゅーはね、大切な人とするものなのよ。」

陽菜「大切な人?」

母「そう。好きな人よ。だから、お母さんとお父さんは陽菜にちゅーしてるでしょ?」

陽菜「うん」

母「大切な人とするために、とっておきなさいね。」

陽菜「うん」


陽斗「いいの?しても」

陽菜「うん」

陽斗「...」

陽菜「...」

私の大切な人。それは、陽斗なんだ。

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-03-31
きみと、1年の花束。
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STORY.6 なぜか、君のことが好きになってるの
美里「じゃあ花火の時まで、自由行動ね。またここに集まろ」

陽菜「うん」


陽斗「なに、食べる?」

陽菜「んー、たこ焼き」

陽斗「買ってくるよ。」

陽菜「でも、」

陽斗「いいの。俺に買わせて」

陽菜「...ありがとう」

陽斗「いいえー」

陽菜「(聞かなきゃ、陽斗に。)...っ、」

陽斗「買ってきたよ。」

陽菜「ありがとう。...あ、あのさ!」

陽斗「ん?」

陽菜「聞きたいことがあるの。」

陽斗「聞きたいこと、?」

陽菜「うん。」


美里「あのふたり、大丈夫かなー」

真斗「美里はさ、偉いよ。陽菜ちゃんのために自分の思いを伝えるなんて」

美里「っ、陽菜のためなんかじゃない。自分のためだし」

真斗「そうなの?」

美里「真斗にはわかんないでしょ。こんな気持ちなんて」

真斗「わかんないよ。でも、好きな子がそんな気持ちになってるなら俺は、その子を俺が大切にする」

美里「え、」

真斗「俺、美里が好きなんだよね。」

美里「え、?」

真斗「返事はいつでもいい。待ってるね。」

美里「う、うん」


陽斗「聞きたいことって、?」

陽菜「陽斗は、さ、どうして、私と付き合ってくれたの?」

陽斗「え」

陽菜「付き合って人とわたしが似てたから?」

陽斗「陽菜、」

陽菜「どうなの?こたえてよ」

陽斗「...陽菜、そんなことどこで」

陽菜「その人のことが、忘れられなくて、私と付き合ってくれてるの?それなら、もういいよ。そんなの、嫌だから」

陽斗「陽菜、...全部話すから。聞いてくれる?」

陽菜「うん、」

陽斗「付き合ってた人が、陽菜と似てるのは事実。だけど、沙良のことはもう、考えてもないし、忘れないように陽菜付き合ってるわけじゃないから。俺は、陽菜がやりたいことを叶えるために、陽菜と付き合ってるだけだから。」

陽菜「...その人は、沙良さんって言うの、?」

陽斗「うん、もういないんだけどね。」

陽菜「え、?」

陽斗「...陽菜、?」

陽菜「っ、ごめんなさい、こんなこと聞いちゃってごめんなさい、、(泣きながら言う)」

陽斗「陽菜、」

どうしても、陽斗に言えないことがあった。
私は陽斗のことが本当に好きになってるってことを
だから、陽斗のことをもっと知りたい。

陽菜「そろそろ、時間だね。戻ろっか、」
(陽菜の腕を掴む)

陽菜「え、?」

陽斗「行かなくても良くね?」

陽菜「なん、で?」

陽斗「俺たちで見ればいいじゃん。俺はそうしたい。」

陽菜「陽斗、」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-03-29
きみと、1年の花束。
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Day.8 あの子は今なにしてるんだろう
結亜「私ね、夏祭りの時にはぐれたの。お母さんと、その時に助けてくれて、優しく声かけてくれて、すごく覚えてるの。」

瑠夏「そう、なんだ。」

結亜「...でも、後悔してることがあって」

瑠夏「後悔、?」

結亜「あの子に、お礼言えなかったの。お母さんに話したら、近くに住んでる子なんじゃない?だったらまたすぐ会えるんじゃないかなって言われたけど、結局は会えなくて、、」

瑠夏「...そっか、」

結亜「あの子は今なにしてるんだろう」

瑠夏「え、」

結亜「友達と遊びに行ったりしてるのかな、勉強とかしてるのかな、それとも、好きな人といるのかな、」

瑠夏「っ、...結亜」

結亜「ん?」

瑠夏「俺さ、結亜に話さなきゃいけないことがあって」

結亜「え、...なに、?」

瑠夏「実は、」
(プルルルルルル プルルルルルル)
(電話がなる)

結亜「あ、、お母さんだ。ごめん、ちょっと出るね」

瑠夏「うん、」

結亜「もしもし?」

亜紀「あ、結亜?」

結亜「どうしたの?」

亜紀「実はさ、こうちゃんが帰ってくるって」

結亜「え、?!こうちゃんが、?」

亜紀「そうなの。だから、ちゃんと分からないこと教えてあげてね」

結亜「うん、わかった。」
(電話が終わる)

結亜「ごめんね、瑠夏、話の続き...」

瑠夏「ごめん、燈莉に呼ばれちゃってすぐ行かなきゃ行けなくて、」

結亜「そっか、」

瑠夏「また今度」

結亜「うん、」


燈莉「呼び出してごめんな」

結亜「なんだよ、急に。電話までしてくるなんて、」

燈莉「...瑠夏さ、結亜のことまだ好き?」

瑠夏「は、?」

燈莉「結亜可愛いじゃん、」

瑠夏「まさか燈莉、結亜のこと、!」

燈莉「ごめんだけど、それはない。忠告したくてここに呼んだ。モタモタしてると、結亜もしかしたら誰かにとられると思う。」

瑠夏「っ、...」

燈莉「それに、ある噂があるんだ」

瑠夏「噂、?」

燈莉「瑠夏に結亜と宮川が告るって話」

瑠夏「...あぁ、知ってるよ」

燈莉「っ、知ってるんだ、瑠夏」

瑠夏「たまたま聞いちゃって」

燈莉「結亜よく勝負しようと思ったよね」

瑠夏「だよな、」

燈莉「でも、瑠夏さ最初から決めてんだろ?告られても宮川は選ばないって」

瑠夏「...」

燈莉「まあでも、どっちを選んだとしても俺には関係ないからな、、頑張れよ、瑠夏」

瑠夏「おう、」
(ドンッ)

光希「すいません、」

瑠夏「あ、こっちこそ、」

燈莉「もしかしたら、あのイケメンに結亜とられちゃうんじゃない?笑」

瑠夏「なわけあるか笑」

この予想が、本当になるかもしれないことに


先生「今日からこのクラスに入ってくる転校生を紹介する。」

光希「早川光希です。よろしくお願いします。」

瑠夏「(あいつ、)」

先生「じゃあ早川は高瀬の隣だな。」

光希「わかりました。」

先生「放課後、校内案内してやれよー」

結亜「わかりました!」

光希「久しぶり、結亜」

クラス女子「今、結亜って言った?!」

光希「あー、いとこなんだよね」

クラス全員「えーー?!!!」

瑠夏「っ、」

大変なことになりそうです

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-28
君と幸せ。
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Day.3 わからせてやる
真耶「お!おはよ、結亜。今日早いじゃーん」

結亜「あ、あのさ。ちょっと話したいことがあるんだけど、、」

真耶「ん?なに?」

志乃「瑠夏くーーん!おはよ!」

瑠夏「...」
(スルーして通る)

A女子「今日もかっこいいね!!」

B女子「それな?!あの塩態度がね!!いいよね!!」

志乃「瑠夏くんが世界一かっこいいのよ!」

結亜「あれって、、」

真耶「...宮川志乃、上条瑠夏のことが大好きな女子。上条と関わった人は、、バーンッ」

結亜「え、、じゃあ関わったら終わり、?」

真耶「だね。」

結亜「ま、真耶。ちょっと来て」

真耶「うん」


(屋上)
真耶「はぁー!?あいつが家にいる?!」

結亜「シーってば!しょうがないことなんだよ!!関わらないなんてできない!!」

真耶「えでもさ、家なら大丈夫なんじゃない?」

結亜「そうだけど、、」

真耶「よし、今日結亜の家行くわ」

結亜「え?!」

真耶「あいつに伝えたいことがある」

結亜「なんて、?」

真耶「おまえ、結亜になんかしたら、ピーーーーしたりピーーしてピーーだからな!覚えとけ!って」

結亜「真耶それたぶん、全部ピーって消されるやつ。と、とにかく大丈夫。関わらなければ」

真耶「わかった。気をつけてね」

結亜「うん」


(高瀬家)
結亜「気をつけろって言われてもーー、どうしよう。」

瑠夏「...なにが?」

結亜「え?!は?!なに?!」

瑠夏「なにって、こっちのセリフ。さっきからずっとひとりで喋ってる」

結亜「しょ、しょうがないじゃん!!あ、あんたのせいで死ぬかもしれないんだよ?!」

瑠夏「は、?なんで」

結亜「もし、あんたと私が一緒に住んでること知られたら、、あの人に、、あーーー!やだ!死にたくないよぉ」

瑠夏「...あいつって、宮川、?」

結亜「え、あ、うん」

瑠夏「っ、あはは。」

結亜「な、なにが面白いのよ!」

瑠夏「じゃあ明日から話しかけてやるよ」

結亜「はぁ?!なんでよ!」

瑠夏「なんか面白そうだから」

結亜「やめてよね!!」

(次の日・学校・屋上)
結亜「(なんでさ、こんなことになるわけ、?あいつ、お弁当忘れるなんて、、)」

瑠夏「お、居たわ」

結亜「あんたさ!」

瑠夏「シー、」

結亜「え?」

瑠夏「こんなところ、見られたら終わりだな笑」

結亜「や、やめてよね。巻き込まないでね」

瑠夏「巻き込まねーよ、ばーか」

結亜「ばかじゃないから!」

A女子「...?」


志乃「は?瑠夏くんが他の女子と?」

B女子「それで調べたら、1-C組の高瀬結亜だった」

志乃「高瀬結亜、?」

A女子「そう。関係が気になる」

B女子「だよね。」

志乃「...瑠夏に関わったらどうなるか、わからせてやる」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-07
君と幸せ。
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STORY.4 どこがいいの?
真斗「ごめんね、呼び出して」

陽菜「いいえ、大丈夫ですけど、えっと、」

真斗「俺の名前でしょ?田中真斗、陽斗とは幼なじみ」

陽菜「そうなんですね、」

真斗「ねぇ、陽菜ちゃんさぁ、陽斗の彼女なんでしょ?」

陽菜「え。あ、はい」

真斗「そっか、だよね。思った通り」

陽菜「なんでですか、?」

真斗「陽菜ちゃんさ、陽斗のどこを好きになったの?」

陽菜「え、」

真斗「...答えられない?」

陽菜「私は、夢を目指す陽斗が好きなんです」

真斗「どうして?」

陽菜「...私には、夢なんて目指せないから、」

真斗「なんで目指せないの?目指そうと思えば目指せるのに」

陽菜「...それは、」

陽斗「おい、真斗。そこまでにしろ」

真斗「陽斗、」

陽菜「...」

陽斗「陽菜、戻っていいよ。」

陽菜「え、でも」

陽斗「いいから。早く、美里が待ってるから」

陽菜「うん」
(走っていく)

陽斗「...なんで、陽菜を呼んだ?」

真斗「気になったから。陽斗がどんな子と付き合ったかって」

陽斗「俺に聞けばいいじゃん」

真斗「直接会って話したかった。陽菜ちゃんと」

陽斗「っ、お前、」

真斗「どこがいいの?陽菜ちゃんの。...やっぱり、顔なの?沙良と似てるから、」

陽斗「...違う、」

真斗「...嘘つけ、あの子さ、言ってたよ?陽斗のどこが好きなのって聞いたら、夢を目指す陽斗が好きなんだってさ。」

陽斗「え、」

真斗「もしかして陽菜ちゃん、死ぬの?」

陽斗「...はぁ、放課後教えてやるから、空けとけよ」

真斗「わかった。」


(放課後・教室)
陽菜「...」

真斗「...で、教えてくれるんでしょ?」

陽斗「あぁ。」

陽菜「な、なにを、?」

陽斗「陽菜は、余命1年なんだ。」

陽菜「っ、」

真斗「え?」

陽斗「だから、俺はそのための彼氏だから。もう、陽菜にあんなこと聞いたりすんな。」

真斗「...わかった。ごめんね、陽菜ちゃん」

陽菜「いえ、」

陽斗「...」

真斗「こんなこと言ってごめんなんだけどさ、俺と仲良くしてくれる?」

陽菜「え、」

真斗「いやなら、いいんだけど、」

陽菜「いいですよ!しましょ、仲良く!」

真斗「ありがとう」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-03-22
きみと、1年の花束。
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Day.13 好きです
光希「結亜」

結亜「こうちゃん、どうしたの?」

光希「一緒に帰らない?話したいことあって」

結亜「うん、いいけど、」


結亜「喋るの久しぶりだね」

光希「そうだね。ずっと喋ってたよな、中学のとき」

結亜「だよね、話しすぎてた。毎日電話もしたし、なんでも話せてたよね」

光希「いとことは思えないぐらい仲良かったよな」

結亜「懐かしいなー、」

光希「...ねぇ、結亜」

結亜「ん?」

光希「聞いてもいい?あの時の返事」

結亜「え、...あ、あれね」

ー2年前ー
空港
結亜「...こうちゃん、頑張ってね」

光希「ありがとう、結亜。...ねぇ結亜!」

結亜「ん?」

光希「帰ってきたら、俺と、付き合ってください!」

結亜「え、」

光希「考えといて、どんな返事でも受け取るから!」


結亜「...私、好きとかわからないの。あの時、こうちゃんと居れたこと、すごく楽しかった。だけど、こうちゃんをそういう目で見たことない、」

光希「...そっかぁー」

結亜「ごめんね、こうちゃん、...っ!」
(抱きしめられる)

光希「俺はずっと結亜のこと好きだから。なにがあっても」

結亜「っ、...ありがとう。」

光希「...結亜は、瑠夏のことが好きなの?」

結亜「え」

光希「ふたりで家にいて、好きにならないわけないじゃん」

結亜「...瑠夏は、」

光希「いいよ。言わなくて」

結亜「こうちゃん、」

光希「じゃあ俺こっちだから」

結亜「あ、そうだよね、じゃあ、また明日」

光希「うん、じゃあね」


光希「(あーあ、遅かったかー、...結亜は瑠夏ことが好きなのかな、)」


結亜「(家の前に誰かいる、?)あ、燈莉くん?」

燈莉「結亜、」

結亜「どうしたの?燈莉くん」

燈莉「思い出したんだ。真耶ちゃんとのこと」

結亜「え」


燈莉「昔、真耶ちゃんと会ってたんだ。いつだろ、3年生くらいの時、ここら辺に住んでて、友達もそんなに出来てなくて、ある日、公園に遊びに行った時、ひとりの女の子が話しかけてくれたんだ。その子が真耶ちゃんだった。」

結亜「じゃあその時に真耶と会ったんだね」

燈莉「うん。それで、仲良くなって、真耶ちゃんと一緒に夏祭り行こうってなったんだけど、」

結亜「...燈莉くん、?」

燈莉「当時、両親が離婚して、俺が母さんの方に行かなきゃ行けなかったから、引っ越すことになって、それが夏祭りの前日で、真耶ちゃんにも会えないでそのまま、」

結亜「そうなんだ、」

燈莉「日記に書いてあって、」

結亜「日記、?」

燈莉「うん。あの頃、日記書くのが好きでね、でも、あの夏祭りの前日で止まってた、」

結亜「っ...」

燈莉「なんで忘れてたんだろう、真耶ちゃんのこと。真耶ちゃんのおかげでたくさん友達ができたのに、俺、最低だ、、」

結亜「...でも、思い出したじゃん。燈莉くんはちゃんと真耶のこと思い出したじゃん。あの時言いたかったこと、それも、わかったんじゃないの?だから燈莉くん、さっきから焦ってるんじゃない?」

燈莉「...結亜は、分かっちゃうんだね、...これ、見て」

結亜「え、...これって、」

8月23日

明日はまやちゃんとなつまつりに行きます!

楽しみです!ぼくはそこでまやちゃんに言うことが

あります!それは、次の日記にかきます!

結亜「次って、書いてないよね、?」

燈莉「1番最後のページに書いてあったんだ。それが」

結亜「え、」

燈莉「ぼくはそこでまやちゃんにありがとうって伝える!それですきって伝える!って」

結亜「燈莉くん、それは真耶にー」

燈莉「伝えるよ。今度こそ、ちゃんと」

結亜「頑張ってね!燈莉くん」

燈莉「ありがとう」


燈莉「ごめんね、呼び出して」

真耶「なに、なにか用?」

燈莉「この前は、忘れててごめん。でも、思い出したんだ。あの日言おうとした時。」

真耶「え、」

燈莉「あの時、俺、ありがとうって言おうとしてたんだ!真耶ちゃんのおかげで、たくさん友達もできて、そのお礼を言おうとしてた、だけど、両親が離婚してその日行けなかった。ごめんね」

真耶「燈莉くん、私こそごめん、そんな理由だったなんて、だったらしょうがないよね、あんな言い方してごめん、」

燈莉「真耶ちゃんは謝らないで。あと、もうひとつ言いたかったことがあって」

真耶「え?」

燈莉「真耶ちゃん、好きです。付き合ってください」

真耶「え」

燈莉「...」

真耶「...本当、?」

燈莉「あの時の俺も、そう思ってた。好きだったんだ、あの時も。」

真耶「燈莉くん、っ、私も好き!」

燈莉「ありがとう。真耶ちゃん!これからもよろしくね」

真耶「うん!」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-05-12
君と幸せ。
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Day.4 応えてよ!
真耶「おはよ」

結亜「おはよ」

真耶「で、どうなの!あいつとは」

結亜「あー、、まあ大丈夫そうな感じ」

真耶「そっか」


志乃「高瀬さん」

結亜「宮川さん、」

志乃「ちょっといいかしら?」

結亜「え、」


志乃「あんたさ、瑠夏くんとどういう関係?」

結亜「え、、」

志乃「一緒にいるところ見た人がいるの!早く応えなさいよ」

結亜「っ、」

志乃「ねぇ、応えてよ!」

結亜「...」

燈莉「なーにしてんの」

志乃「燈莉くん、」

燈莉「こんなことやっちゃだめでしょ?」

志乃「っ、」
(走っていく)

結亜「あ、あの!」

燈莉「ん?」

結亜「ありがとうございます」

燈莉「うんん。あの子には気をつけてね」

結亜「はい、」


結亜「(はぁ、どこで一緒にいるところなんて、見られたんだろ、屋上、?でも見えるのかな、)」

瑠夏「なに考えてんの?」

結亜「あ、」

瑠夏「宮川に絡まれたんだって?」

結亜「え、、どうしてそれを」

瑠夏「燈莉から聞いた」

結亜「燈莉、?あ、あの人」

瑠夏「気をつけろよ、何されるかなんてわかんないから」

結亜「うん、」

瑠夏「あ、そうだ。この後燈莉と食べに行くんだけど来る?」

結亜「え?」


(レストラン)
結亜「あ、あの。本当に私来てよかったんでしょうか、」

燈莉「いいんだよ。瑠夏が誘ったんでしょ?」

瑠夏「まあ、」

燈莉「ならいいよ。来たって、むしろ来て欲しかったし」

結亜「え、?」

燈莉「瑠夏と一緒に住んでる子ってどんな子なんだろって思ってたから」

結亜「そうなんですね、」

燈莉「あ、俺燈莉ね」

結亜「燈莉?」

燈莉「なんか名前だけ聞いたら女の子って感じだけど笑」

結亜「そんなことないですよ。いい名前だと思います」

燈莉「そう?ありがとう。燈莉って呼んでくれればいいから」

結亜「じゃあ結亜って呼んでください」

燈莉「結亜ね、敬語もやめよー」

結亜「うん」

瑠夏「で?なんの用で呼んだの?」

燈莉「あ、そうだった。」

結亜「...?」

燈莉「実はふたりのことで」

結亜「私と、」

瑠夏「俺のこと?」

燈莉「そう。ふたりに話したいことがある」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-14
君と幸せ。
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Day.9 俺は昔からずっと好き
高瀬家
光希「...」

瑠夏「...」

光希「君、学校にいた人だよね?」

結亜「あ、こちら、瑠夏!上条瑠夏!お母さんのお友達の息子さん」

瑠夏「どうも、」

結亜「で、改めて、早川光希。私のいとこ」

光希「よろしく。」

瑠夏「よろしく、」

光希「瑠夏って呼んでもいい?」

瑠夏「うん。光希って呼んでもいい?」

光希「もちろん」

結亜「こう、光希はいつ帰るの?」

光希「え、...あぁ、もうそろそろ」

結亜「そっか、ちょっと買い物して来ていい?」

光希「うん」

結亜「瑠夏となんか喋ってて!」

光希「うん」

瑠夏「っ、結亜、」


光希「で、結亜とは本当はどんな関係?」

瑠夏「え?」

光希「本当は付き合ってるとか?」

瑠夏「付き合ってないよ」

光希「そっか、じゃあ瑠夏が結亜のこと好きなの?」

瑠夏「え」

光希「じょーだんだよ、でも、これだけは伝えとく。俺は昔からずっと好き、結亜のこと」

瑠夏「...」

光希「まあ、俺は結亜が好きだし結構くっついたりするけど、そこは許してな」

瑠夏「うん、」

結亜「ただいまー」

光希「おかえり結亜ー」
(結亜にハグする)

結亜「こ、こうちゃん、?!」

光希「やっぱり、こうちゃんって呼んでくれた方がいいな」

瑠夏「...」

光希「じゃあ俺帰るね、ばいばい」

結亜「ばいばい」


結亜「ごめん、大丈夫だった?」

瑠夏「...」

結亜「瑠夏、?」

瑠夏「結亜はさ、光希のこと好きなの?」

結亜「え、?」

瑠夏「...好きなんだ、」

結亜「好きじゃないよ、!こうちゃんはただのいとこ」

瑠夏「...こうちゃん、さっきは光希って言ってたのに」

結亜「あ、それは、高校生にもなってこうちゃんって言うのはあれかなーって、」

瑠夏「前、亜紀さんから電話来たその内容の人ってあいつ?」

結亜「そうだけど、」

瑠夏「そ、あいつなんだ」

結亜「瑠夏、さっきからどうしたの、?なんか変だよ、?」

瑠夏「...」
(壁ドンをする)

結亜「ちょ、瑠夏、!」

瑠夏「俺、あいつのこと嫌い、」

結亜「え、?」

瑠夏「なんか結亜にハグしてるし、変なやつ、ムカつく」

結亜「...そ、それって嫉妬、?」

瑠夏「っ...はっ?!なわけないだろ」

結亜「だよね、」

瑠夏「...嘘だよ、なんかめちゃくちゃ嫉妬してる」

結亜「え、」

瑠夏「じゃ、」

結亜「…」

う、嘘でしょ、?これは、一体、どういうこと?!

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-29
君と幸せ。
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Day.7 憧れ
私、高瀬結亜16歳。もしかしたら、瑠夏に恋したかもしれません、、

真耶「おーい、おーい!結亜!」

結亜「あ、真耶、!お、おはよ」

真耶「どうしたの。もしかして、上条のこと好きになっちゃった?笑」

結亜「...その通りです」

真耶「え、...ええええええ?!!!」

結亜「...」

真耶「え、本当?」

結亜「好きに、なったかもしれない」

真耶「かも?」

結亜「私は、昔から好きとかそういうの思ったことなくて、ただ憧れだけもってて、憧れの女の子...私を助けてくれて、私の好きな子。だから、瑠夏の好きは、憧れなんじゃないかって思って、」

真耶「...つまり、恋愛の好きがわかんないってこと?」

結亜「うん、」

真耶「そっか、、でも、それでもいいんじゃないかな、?」

結亜「え、」

真耶「憧れだって悪いことじゃないんだから」

結亜「そ、そうだよね、!ありがと、真耶」

真耶「うん」


結亜「(なんで、出来ないんだろ、どうして私は、恋愛の好きが分からないんだろう、)」


志乃「ねぇ」

結亜「あ、宮川さん、」

志乃「この前は燈莉くんが居て聞けなかったんだけど、どういう関係なの?瑠夏くんとは」

結亜「それは、、」

志乃「言えない関係でもあんの?」

結亜「言えないのはしょうがないの!」

志乃「なんで?笑もしかして、やっちゃいけないことでもしたの?笑出来るわけないか、瑠夏くんとなんて」

結亜「...宮川さんは、瑠夏のことなんでそんなに好きなの?」

志乃「...は?」

結亜「好きなら、瑠夏が好きなら言えるでしょ?どこが好きなのかって」

志乃「っ、...なんであんたに言わなきゃいけないの?」

結亜「私には分からない、瑠夏のことがどんな気持ちで好きなのか」

志乃「...」

瑠夏「...(結亜と宮川、?)」
(遭遇してしまった)

結亜「でも、私はきっと、宮川さんに負けないくらい瑠夏のことが好きなの!」

瑠夏「っ!」

志乃「なに、それが私に言いたかったの?」

結亜「うん。」

志乃「っ、...宣戦布告ってやつ?」

結亜「もちろん」

志乃「じゃあこうしましょ」

結亜「え、」

志乃「今年の夏祭りに告白するの。それで決着をつける。どっちも振られてもそこで終わりよ。いいわね?」

結亜「うん、」

瑠夏「...」


高瀬家
瑠夏「...おかえり、」

結亜「ただいま」

瑠夏「...」

結亜「どうしたの、?」

瑠夏「いや、結亜に好きな人いるのかなーって、」

結亜「...いないよ、好きな人。恋愛では」

瑠夏「...そ、そうなんだ。」

結亜「なんで?」

瑠夏「いると思ったから、?」

結亜「んー、私恋愛の好きが分からないの。だから、私の好きは、憧れの好きなんだ。」

瑠夏「え」

結亜「そうなるよね、笑」

瑠夏「なんで、恋愛の好きが分からないの、?」

結亜「わかんないけど、ずっと憧れてる女の子がいるからかな、?」

瑠夏「憧れてる女の子、?」

結亜「そう。今でもはっきり覚えてる。あの日のこと」

瑠夏「...」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-26
君と幸せ。
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STORY.10 私の選択肢
陽菜「だから、言ってるじゃん!私たち、もう別れよ。それで、もう私にも会わないで!」

陽斗「陽菜、」

私、佐伯陽菜。余命なんてなきゃ、陽斗とずっと一緒に居られたのに。あーあ、なんであんなこと言っちゃったんだろう、なに後悔してんだ私。陽斗が悲しまない方法あれしかなかったじゃん。ごめんね、陽斗。


医者「もうそう簡単に長くはもたなくなって来ましたね。」

母「そ、そんな、、」

陽菜「私、もう死ぬの?」

医者「...そうですね、、陽菜さん。」

陽菜「はい。」

医者「助けられなくて、すいませんでした。」

陽菜「先生、」

母「先生、、」

陽菜「先生は、なんも悪くないよ。治せない病はあるんだからね、」

医者「陽菜さん」

陽菜「また会おうね」

医者「はい」

陽菜「ありがとうございました」

母「ありがとうございました」
(お辞儀する)


陽菜「お母さん、先帰ってて」

母「え、?」

陽菜「私、会わなきゃ行けない人がいるんだ。」

母「...ついに、陽菜にもそんな人が出来たのね、、」

陽菜「うん、」

母「っ、ん、...ごめんねぇ、丈夫な体で産んであげられなくて、、」

陽菜「お母さん、っ、お母さんはなんにも悪くないよ、、私、お母さんとお父さんの子供で生まれてきてよかった。」

母「陽菜、、陽菜は私たちの自慢の娘よ。」

陽菜「っ、うん!」


陽斗「なに、?話って」

陽菜「...陽斗、私と別れようよ」

陽斗「え、?」

陽菜「なんかさ、陽斗と付き合ってたらさ、陽斗のこと巻き込んじゃったなって思っちゃって」

陽斗「陽菜、」

陽菜「だからさ、!別れちゃお!私たち、お似合いじゃなかったんだよ。運命ってやつ。そんなじゃなかったんだよ。」

陽斗「...俺は、陽菜が死ぬまで、、絶対に別れたくない。俺は陽菜のことが好きだから!大好きだから」

陽菜「っ、、なんなの、ばか、(ボソッ)」

陽斗「陽菜!」

陽菜「だから、言ってるじゃん!私たち、もう別れよ。それで、もう私にも会わないで!」

陽斗「陽菜、」

陽菜「もう、私、陽斗のことなんて好きじゃないから!(泣きながら言う)」

陽斗「っ、」

陽菜「じゃあね」

陽斗「っ、陽菜!」
(陽菜が走っていく)

陽斗「なんで、、」

陽菜「大好きだよ、、陽斗、、(ボソッ)」

それから、私たちは会っていない。
一度も。

(病室)
美里「ねぇ、よかったの、?陽斗と、」

陽菜「なに、が、?」

美里「別れて、本当によかったのって」

陽菜「しょうが、ないよ、あれしか、陽斗をわたしから、離す、の、出来なかったでしょ、?」

美里「そうだけど、!」

陽菜「でも、私には、あれ、しか、選択肢が、なかったの、、わたしは、今でも、陽斗のことが、、」
(気を失う)

美里「...え、陽菜、?陽菜!ねえ、陽菜!!陽菜!!陽菜ーー!!」

陽菜「...」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-04-02
きみと、1年の花束。
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Day.11 元カノ
綾華「瑠夏、この後一緒にまわらない?」

結亜「っ...、」

瑠夏「...なんで?」

綾華「久しぶりに会ったし、少し話したいの」

瑠夏「...」

志乃「ちょっと!遅いじゃない、の」

結亜「あ、宮川さん、」

綾華「あー、瑠夏のことが好きな宮川志乃ちゃんだよね」

志乃「え、あ、もしかして、綾華さん、?」

結亜「知り合いなの、?」

志乃「知り合いっていうか、、」

綾華「瑠夏の彼女ですっ」

結亜「え」

瑠夏「おい、」

綾華「うそうそ、元カノ」

結亜「元カノ...」

綾華「...まだ瑠夏のこと好きなの?」

志乃「え、」

綾華「瑠夏のこと好きでいて辛くない?振り向いてくれないのに」

志乃「...」

綾華「好きでいたって意味なんてないよ?」

志乃「っ、」

結亜「ちょっと!そういう言い方、良くないんじゃないですか?」

綾華「え?」

結亜「別に好きでいるのなんて自由です。どんな気持ちで好きなのかも、たとえ、その人に振り向いてもらえなくても、いいじゃないですか!好きでいたって!あなたには関係ないですよ!」

志乃「...高瀬さん、」

綾華「...結亜ちゃんだっけ?」

結亜「...は、はい」

綾華「また学校で会おうね。...瑠夏、家まで送ってよ」

瑠夏「え」

結亜「瑠夏、送ってあげて。もう遅いし」

瑠夏「わかった、」
(綾華と一緒に行く)

志乃「ねぇ、ちょっと話さない?」

結亜「あ、うん」


志乃「さっきは、ありがとう」

結亜「え」

志乃「あーやって言ってくれて嬉しかった、」

結亜「...あ、今日告白するんだったよね、ごめん!」

志乃「いいの。もうしなくて」

結亜「え、?」

志乃「競い合って告白はするもんじゃないと思うの。私が今まで高瀬さんにしてきたこと、すごく悪いことだと思う。本当にごめんなさい」

結亜「いいの、大丈夫。...私思ったんだ。こうやって宮川さんが言ってくれる、そういうことは宮川さん、本当は優しい人だって、私にはわかる」

志乃「え、...優しい人、じゃないよ」

結亜「優しいよ、宮川さんは。ねぇ宮川さん」

志乃「ん?」

結亜「私とお友達になってください!」

志乃「え」

結亜「嫌だったらいいんだけど、」

志乃「...もちろん。なりましょ、お友達に」

結亜「本当に!?ありがとう、...志乃!」

志乃「うん、これからよろしくね。結亜」

結亜「あ!屋台まわろ!」

志乃「いいね、そうしよ」


燈莉「さっきはごめんね、強く腕引っ張ったりして」

真耶「あ、大丈夫だよ、全然」

燈莉「じゃあさっきのお詫びさせて!なんか奢る!」

真耶「え、でも、」

燈莉「なにか食べたいものとかある?」

真耶「...じゃあかき氷が食べたい、です...いちご味の、」

燈莉「わかった、ちょっと待ってて!」

真耶「...燈莉くん、覚えてないのかな、私のこと、(ボソッ)」


綾華「送ってくれて、ありがとう」

瑠夏「いいえ」

綾華「学校でも話したい」

瑠夏「別にいいけど、綾華教室遠いでしょ?」

綾華「いいの。私は瑠夏のところならどこでも行くもん!」

瑠夏「足に負担がかかることはするな、まだちゃんと治ってないだろ?今日だって、高い厚底履いて、あぶない」

綾華「...そこまで見ててくれたの?」

瑠夏「...別に。綾華のお母さんと約束したことだし」

綾華「ねぇ、瑠夏。私たち、また付き合わない?」

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-05-04
君と幸せ。
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Day.12 覚えてないの?
高瀬家
結亜「おかえり。」

瑠夏「ただいま、」

結亜「どうしたの、?綾華さんとなんかあった、?」

瑠夏「...なにもないよ、」

結亜「そっか、」

ごめん、結亜。結亜には言えないんだ。綾華のこと、

ー1時間前ー
綾華「ねぇ、瑠夏。私たち、また付き合わない?」

瑠夏「...綾華、さっきからなに言ってんだよ、」

綾華「瑠夏が私と別れた、その理由聞いてない。」

瑠夏「俺と居たって傷つくだけだよ。綾華は」

綾華「そんなことない!」

瑠夏「そんなことある!だから、俺は綾華と別れたんだ!」

綾華「え、」

瑠夏「もう、俺たちはおわったんだよ、」

綾華「...」


瑠夏「(綾華にあんな顔、させちゃいけないのに、)」


綾華「るーかっ!おはよ!」

瑠夏「綾華、」

女子「昔、付き合ってたんでしょ?(コソッ)」

女子「そうそう。あのふたり、いい感じだったらしいよ(コソッ)」

女子「でも、なんで別れたんだろうね(コソッ)」

女子「だよね、(コソッ)」

志乃「おはよ」

結亜「おはよ!志乃」

真耶「志乃おはよ!」

志乃「おはよ」

真耶「今日暑くない?」

結亜「だよね、暑い」

志乃「プール行きたい」

結亜「わかる!」

燈莉「おはよ、結亜、真耶ちゃん、志乃ちゃん」

結亜「おはよ、燈莉くん」

真耶「お、おはよ」

燈莉「おはよ、」

結亜「なに、なんかあったの、?(コソッ)」

真耶「べつに、なにも(コソッ)」

志乃「これ、あるやつじゃん(コソッ)」

真耶「とにかく!なんでもないから!」
(走っていく)

結亜「真耶!」

燈莉「...」

志乃「私、行ってくる」

結亜「ありがとう。...それで?なにがあったの?」

燈莉「実は、」


ー夏祭り・当日ー
燈莉「お待たせ!...真耶ちゃん、どこに行っちゃったんだろ、」

真耶「行きません、」

男A「ひとりでしょ?一緒にまわろうよー」

真耶「嫌です、」

男B「なんでよー!俺たちとまわったら楽しいってー!」

燈莉「真耶、待たせてごめん!で、あんたたち真耶になんのよう?」

男A「なんだよ、彼氏いんのかよ」

燈莉「ごめん、一緒に行けばよかったよね、」

真耶「...燈莉くんは、まだ私のことわからないの、?」

燈莉「え、」

真耶「昔、燈莉くんと会ったことがあるの。それで、つぎ会ったら、私に伝えたいことがあるって言ったのに、来なかったじゃん、燈莉くん、忘れちゃったの、?」

『つぎ会ったら、真耶に伝えたいことがある!大事なこと!』

燈莉「...ごめん、わかんない、真耶ちゃんと昔、会ったこと、あったの、?」

真耶「...」


燈莉「そんなことがあって、」

結亜「...真耶、そんなこと話してくれなかったな、燈莉くん、本当に覚えてないの?」

燈莉「覚えてない、、俺が伝えたかったことってなんだろ、」

結亜「...昔、あったことだよ。公園とかで遊んだーとか、習いごとで会ったーとか、夏祭りとかクリスマスとか」

燈莉「もしかして、夏祭り、」

結亜「え」

燈莉「夏祭り、その時仲良かった女の子と一緒に行くって言ったけど、俺が引っ越して行けなかった、もしかしたら、その子が真耶で、なにか言おうとしてたのかもしれない、」

結亜「そうなんだ、」

燈莉「...家に帰ってなんかあるか探してみる」

結亜「うん、そうだね。私も協力する」

燈莉「ありがとう。...ねぇ、結亜」

結亜「ん?」

燈莉「結亜って、瑠夏のこと好き?」

結亜「...わかんない」

燈莉「そっか」

結亜「うん、」

燈莉「ごめん、変なこと聞いて」

結亜「いいよ、大丈夫」

光希「...」
(聞いている)

𝕐𝕦𝕫𝕦𝕜𝕚.🌸🎧・2024-05-05
君と幸せ。
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