#慈しみの瞳

泣きたい時は泣いていいよ

すべて僕が受けとめるから

幸せの定義は人それぞれだけど

あなたの幸せに心からエールを贈るよ

美しいと思える心があるかぎり

希望はけっして見捨てたりしない

たとえどんな色に染まろうとも

君が君であることに変わりはない

僕でよければ何処までもつきあうよ

嬉しいと思ってもらえることが

僕にとって幸せなんだ

たとえ些細なことでもね

暮れゆく街の灯

涙に濡れる数多の人に

安らかな眠りが訪れますように

そっとしておくのも

優しさなんだよ

君には君の

僕には僕の

生き方があるから

あなたが落ちこんでいる時

元気の素になれたらいいな

それが僕の唯ひとつの望み

小さな幸せは自己主張しない

控えめで臆病だから

あなたがそっと見つけてあげて

去りゆく秋のやわらかな日のひかり

肩にそっとおかれた君の掌のように

あたたかさと優しさにあふれていた

ちっぽけで儚い幸せだからこそ

失くさないように大切にしたい

二度と手に入らない宝物だから

希望は小さくて目立たないけど

何時もあなたを照らしているんだよ

嵐を乗り越えた先に見える希望

輝きの明日は地平線の向こうに

君が微笑むだけで

枯野のだった心に花が咲く

さぁ帰ろう

懐かしい仲間がいたあの地に

想い出が詰まった僕らの棲家に