#懐古

青春と気付く頃にはメヌエット

二度と触れない朱色の表紙














クープランの墓を聴くと
本当に受験期を思い出すな

図書館で勉強を終えて
帰り際に進路室に返す赤本の
鮮やかな朱色と不透明な志望校の配点

合格点には程遠いことだけがわかって
不安を募らせつつも
今日の勉強が終わった解放感を
薄く纏って音楽を聴きながら
1人で帰る夕方の空気感
あのなんとも言えない感じ

あの頃はなんてくだらないものに
追われていたんだろうね

あれも青春だったのかな

今日の日記


























病み上がりでちょっと眠い。
ただただ気だるさが残る1日。
ご飯食べてまた眠くなって、
なんらいつもと変わらず終わるのかなって思ってたときに、君と再会した。
懐かしくて、少し気分が高揚する。




























































ありがとう
あの頃の私を愛してくれて
今日の君の言葉は、大切にしまっとく
私にも大切な人ができたんだ
私には勿体ないくらい素敵な人。
だからもしまた会えたら、ちゃんと紹介するよ

今日が少しだけ特別な日になった。

もう戻れないから
好きなだけ振り返っていいよ

ずっと17歳でいたかったよ

ぱっとしない制服に包まれて

安心していたかった

カムバック、平均律に毒された

わたしたちの青い春とやら

ぺトリコールは涙の味

わたしの人生を推しはからないで

がむしゃらに
駆け抜けた日々は
息ができなくなるほどに
素晴らしかった

人生の赤秋に

想う青春

黄金(ｺｶﾞﾈ)色…

陽に透かせて
澄んだ色

あの夏の日々
思い出はいつも透明で
濁ったものも知らなかった

あの夏の日々
思い出はいつも懐かしく
澄んだままでいたかった

陽に透かせた思い出は
懐かしく眩しくて
幼い私の声がする

懐かしい光景を、
あの時に夢見た世界を、
思い出した。

随分、遠くに来た。
現実は穏やかさなど全くなくて
競争、将来性、お金、お金。

理想を探すほど、本懐から遠ざかるのは
なぜだろうか。

懐かしいと思ったら

あんなに走るのが好きだったのに、
我先にと校庭へ飛び出しては無邪気に無垢にムキになって遊んでいたのに、どうしてか、いつからか、駄目になってしまったんだよなぁ。

こんな様な画を描いた