#日記風

春も終わりを告げる

見上げた夕暮れは綺麗で

私の声を聞いてくれそうだった

4月10日

俺はあんたに出会いました。

中学校の入学式の日です。
あの日はたしか、ぴーかん晴れで。
とんびが空にぐるぐる円を書いて。

始まりの匂いがした。


俺はそそっかしいトモダチに騙されて下足入れを間違えて。
裸足のままあんたに向かって叫んだっけ。

『先生…！自分、下足間違ったところにいれました…！』

焦る俺とは対照的にあんたは
眉を下げて笑って。

『大丈夫ですよ。まだ式まで時間がありますから。』

穏やかな口調で大丈夫って。

あんたは知らないと思いますけどね。
覚えてないと思いますけどね。

これが俺たちの始まりですからね。

素っ頓狂な俺たちの
素っ頓狂な幕開けです。

いつも焦ってる俺と
瓶の底みたいなあんたの

人生が交わった日の話です。

ベッドで目を覚ましました。
あなたの枕は空いたままでした。
あなたのために買ったダブルベッドも
今じゃ虚しくなるだけです。
太陽の光が皮肉なほど明るかったので
僕はもう一度目を閉じました。

あなたは今、どこにいますか。

4月12日

入学3日目の日でした。

あんたが俺を見つけてくれた日。


根も葉もない噂をばらまかれて。
入学早々孤立して。

悔しくて、情けなくて
隠れて泣いていた日。

誰にもバレないとタカをくくっていたのに。

あんたは俺の肩を抱いて

『大丈夫か？なんかあった？』

優しい声で、目で。


あ、またかって。

またこの人も俺を助けるふりして、
最後は面倒になって捨てるんだろうなって。

見つかったのは初めてだけど。
バレやしないだろうって。

物は試しで、その手を掴んだ。

『助けてください。』

知らなかった。
こんときは、まだ。

これからずっと、何度も。

あんたに縋ることになるって。

迷子の俺を。
独りの俺を。

あんたが見つけてくれた日です。

泣きそうだ。
今日もまた失敗しちゃった。

こんな時、貴方なら…？

ねぇ、考えるよ。

『愛する人よ』

あぁ、何処にいますか、聴こえますか？
会えない人よ…あぁ。
記憶の笑顔に触れたい…。

『愛する人よ』
僕にも大事な人が出来たよ。
聴こえてる…？
不器用だけど、うん。優しい人です。

『愛する人よ』
あぁ、見てて下さい。

約2年前にあなたと離れた。

約1年前によりを戻そうとした。

すぐに「もうダメなんだ」と感じて

何も言わずに離れた。

あなたと歩いた道。

あなたと笑いあったお店。

あなたといろんな話をした公園。

ひとつひとつが宝物で手放せないでいる。

ひとつひとつが大切すぎて…進めないでいる。

「またあなたと逢えたら…」

「またあなたと笑い合えたら…」

「またあなたと話せたら…」

そんなことばかり考えてしまう。

そんなことばかり期待してしまう。

きっとあなたは私のこと…もう嫌ってるはずなのに。

周りの人には
「進んで幸せになって」
「次の人見つけたら教えてね」
「少しずつ進めてるね」
そんなことを言われてるけど、全然進めてない。

私の心の時計は止まったまま。

きっと、誰と一緒になっても
一生あなたを想うのだろう…。

ふわふわ…

フラフラ…

私はどこへ行きたいのかな…？

あなたを待ちたいのか…

新しい道に進みたいのか…

毎日毎日自問自答。

この気持ちを綴るのに写真を探してたらピアノだった。

あなたとの最初の共通点はピアノ。

迷いながら…ふわふわ、フラフラしながら…

待てるところまで待ってみようかな。

さてさて、と。
角川短歌賞に投稿する短歌があと少しで五十首だぞぉっと。
今日はそうしながら色んなインターネットを物色して新人賞を漁っておりました。
戦利品は第54回新潮新人賞、第6回「新しい詩の声」作品募集の2つでございました。
どちらも締め切りは今年です。締め切りが近いほうから書いてこうかな。その間に短歌ももっと面白くできるだろうし。新潮新人賞に入選したらもうそれは、ね(めでたいって事)。

今日は雪が凄かったそうですね。
皆さんも自然には、気を付けてくださいぃ。
m(_ _)m

今日も1日終わった！

妹と映画を観に行ったけど、

ひさしぶりの公共交通機関だったので緊張。。。

考えることもたくさん。

笑うこともたくさん。

泣くこともあった今日1日。

また「感謝」って思えるのが嬉しい！

これからもすべてのことに
「感謝」して過ごしていきたい。

明日もたくさん笑えますように。。。

おやすみなさい(*^^*)