はじめる

#日詩

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全141作品・


210704

スマホを買い替えました
ようやく今までのように使えます
5年前に初めて手にしたときは
世界が広がりました
何処にでも飛んで行きました
楽しかったです

でも知りました
使いこなすには
遅すぎます
気力体力がいります

学びました
これからは分相応に
使っていきます
そのためのテクも覚えました

スマホも
ミニマリストになりました

必要ないものは
いりません











時に咲き

時に匂う

花のように

深き睫毛

かんばせの

春の陽かがやき

君をてらせ









🍃
ちりん ちりんと
はずむ音

届いたハートに
ピンクのリボン

クリスマスは
まだなのに
present
届きました

あなたに会える
チケット

待ち遠しいな
ハートが七つ

その時まで
大切に 大切に
ありがとう

120920








*****
出会いほど
貴重な体験はない

いつからか
求めなくなる

十分満足したのか
諦めたのか

私が追い続けた残像

やっぱり
あなたしかいない

111220









はにかみの
上目づかい

まっすぐ見れずに
見透かされそうで
どうしていいか
分からなくて

はにかみの
上目づかい

あの
無垢で純粋な気持ち
あなたが
思い出させてくれる

胸のおくの
真ん中が
キューンってなるのは

あなたのキラリ
私に当てたから

102520









昨日は
それぞれの思いで
迎えた日

今日は
それぞれの思いで
乗り越えた日

わたしの今日は
安堵の日

092920












おはようございます


新しい時間が始まりました


一歩一歩

刻むように


今日も一日

咲くように










*過ぎ行く日

いつの間にか
時がたち
あたりは
ひっそりと

咲く意味など
無いようで

野の花
長いシルエット

輪郭のない横顔
かすかに微笑む

くちもと
薄くひらく

風鈴の音
聞こえたような

081920

サラサ・2020-06-21
咲きませ
日詩
過ぎ行く日
乗り越えた日
あなたのキラリ
残像
ハートが七つ



10601

あなたは
教えてくれる

物には
程度があることを
限度があることを
温度があることを
タイミングがあることを
倫理観
分相応の自覚
責任の無い気楽さ
自己顕示欲
承認欲求

それからも
これからも
学んでいくでしょう

物には
…………がある

あなたから
教えてもらう

知らない世界











日を追えば
あの日に連れ戻される
胸の奥の片隅に
そっとしまって
見ぬふりをして

ああ またか…と
振動と震幅は
鼓動を揺さぶり
まだ終わりではない
忘れるなと
鷲掴みして
引き戻す

耳の髄に
住み着いて
警鐘を鳴らす

人は非力で哀れで
成す術もなく
己の脆弱さに
ほぞを噛む

見えぬ力を侮る
傲慢さゆえに
抗うことも
許されずに

それでも
生きている
命があればこそ
友の連帯は
朝陽と共に前へ

今日がだめなら
明日がある

明日がだめなら
明後日がある

明後日がだめなら
明々後日がある

この世は
命あればこそ
昇華の時まで
それぞれに
尽きることなく

20210218












🍃🍃


頬づえの先
満月になれない
はにかんだ
うつむきかげんな
輝きが

いといと
可愛い

わたしの
ふゆの金魚

122920








🍃
手にとける
綿雪のような

あわく
はかなく

落ちた滴
雲になり

いつか
あなたの
手のひらに

雪になって
また


121620







******

人は
時の旅人
時のレールは鈍行

各停で未知の冒険
人との触れあい
笑顔がゆきかう

風が連れてきた
陽の輝きに深呼吸

にわかに
空気がかわり
曇天
雷雨に打たれ
心とじて

真っ暗な
トンネルにはいる

ここは どこ

時の旅人は
いつしか
心の旅人になる

経験するもの
全てに
私の存在を

果てない旅を
今日もする

寄り添い
寄り添われても
感謝の言葉も
交わせないまま
通りすぎて行く
ひとびと

時と心の
巡り合わせ
時は縦糸
心は横糸

私は
思うままに
紡ぎ織っていく

多くの人が
感じてきたこと
私は 今
心から

そう
感じています

111020











膝を抱えて
見上げた空
語りつづけ

もういいかい…
もういいかい と
問いかけて

返らない
応えをまち
空しく堰をきる

白々の弧をえがく
時が見えても
返らない時間

立ち上がる重圧
戸惑う足下

そんな日があったと
思える

そう遠くに
望む

気圧の薄さに
慣れたかな

101620

















集中力

持続力

頑健体力

これさえあれば

可能性は無限

個性の開花

…と 実感する
今日この頃

今となっては
自転車操業

101120








*時

時を待つ
時を作る
時を育てる

そんな日が
私にも来る

泳ぐ眼に
映る物はなく
漂うだけ

時代に流され
物に流され
人に流され

たどり着く果て

時代は大きく蛇行し
物は価値を求め
人は個の資質を求める

残された時間は少ない

私が大切にしたい
青空と雲を追いかけて
深呼吸 ひとつ

*092220












*経験

経験の全てが
"わたし"と いうなら
まだ
何も経験していない

経験の全てが
"人生"と いうなら
それが
私の運命だと思う

どちらにしろ
心に残る絵は
限りなく
飛行機雲を追いかけて

心に残る言葉は
限りなく
包まれて温かい

2020生活様式の
変化が始まる

触手の先に
未来の"わたし"がいる

アナログも
デジタルも
AIも

五感が選ぶ
"わたし"が選ぶ
未来の
"わたし"がいる


振り変えれば
全てを経験できる世代
幸運ともいえる

それが"わたし"になる












*櫂

すべてが過去になり
誰もが忘れ去っても

私の心が
今で有り続けるなら
それは未来になる

瑞々しい息吹は
私の鼓動になり
温かく生き続ける

なし崩しの世の果ては
覗き穴から見える
短絡の罠

櫂を握る手は
私の心が決める

*081620

サラサ・2020-06-23
五感が選ぶ先
日詩
個性の開花
気圧に慣れる
時のたびびと
淡雪恋


あの子は
いつも虹を見つけた

虹を見ると
あの子を思い出す

あの子は
虹を見て
何を思ったのだろう

幼い頃の安らぎ
郷里の 父 母
初恋の彼
雨上がりの
みずみずしさ
宙と繋がる
愛しい人々

見上げた空に
あの子は
何を求めたのだろう

そんな気持ちにさせる

あの子の
虹かける宙







*

サラサ・2020-05-12
虹かける宙
日詩

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に141作品あります

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210523

一人ぼっちは
嫌だけど
一人で居るのは
好き

嫌いと言われるのは
嫌だけど
好きと言われると
どこかに消えたくなる

消えたくなるくせに
あなたの
眼差しだけは
欲しい

どこか
遠くの空で
繋がってたらいいな

そんな気持ち
カモメに
伝えたよ












210522

いつも不思議に思う

凪ぎのこころに
ぽっかりと
見知らぬ想い

幾重にも
波紋が連なり
繰り返し繰り返し

捕らわれ
あがき
ほぞ噛む

ああ そうだった
時を待てばいい
その日はくる

免罪符のような
その時が
チャンネルが
変わるよに

こころ穏やかに
戻る日が

その日のために
前を向くことだけは
止めないで

ひとつ ひとつ
私を知って
ひとつひとつ
私を捨てて

私が生まれて
育っていく

これが私の
産みの苦しみ
だったのか

そして いつもの
普通の日々に












201217
年の瀬は
師も走るという
気忙しくなる頃


今年はコロナに
追いたてられて
足跡も残せないまま

誰かを支えたいとか
私の頑張る姿を見せたいとか

そういう次元では
なくなっている

気負わず
ありのままで
そのままの自分で

誰の為にでもなく
自分のペースを
崩さないように

ひとつのつまずきは
負の連鎖になってゆく

もう十分な
疲れはて溜まっている

気力体力は
還暦年相応













****
人より深く
人より重く
人より多く

感じすぎる

今になれば
一人遊びの
世界

そう思うと
自分を守れた

でも
そこまですると
とことん疲れた
そして
バカ真面目
と言われた

何を言われても
受け入れた

私は
人が好きだから
人の良心が見えるから
してきたこと


バカ真面目と
言われても

それが
私だから


でも
SNSの時代
コミュニティは変わる
画面の向こうは
果てしの無い
荒野のようで

私は立ちすくむ

時の風
確実に変わる

時代の脱け殻に
なる前に
真空管アンプの
感度だけは
あげておこう

快楽にあけても
人は安定をのぞむ
最後に信頼できるのは

バカ真面目と
言われた人

頼られて
受け入れられる
優しさがほしい

わたしは
どこか
さめている



102820
















不意に訪れる
瞬間がある

閃きのような
直感が走る

それは
求めていた
応えか

腑に落ちれば
最善の
自分らしい
答え

抗わないで
素直になれる

また
ひとつ
私の星を
見つけた

101920







扉開けたその先は
何が見えますか

もう いいのですよ
終わったの
すべてが

追い続けた
北のオーロラも
氷河の剣ヶ峯も

こだわりの楼閣
幻になったの

でもねこれで

ようやく
自分が誰か
分かったの

静かに
自分を生きていく

扉を開けて
見えたもの

誰のためにでもなく
自分のために
生きること

101420











あなたが
空を見上げてくれたなら
それだけで いいと
望みもなく
思えた

静かに
流れる雲は
そんなことも
包んでくれた

窓の外に
想いを
込めた日々





*

サラサ・2020-05-17
あの日の青空
雲にのせて
日詩
扉のさき
私の星を
SNSの荒野
気ままでいい

210425

ことば一つで
ほっとする

ことば一つで
元気がでる

ことば一つで
沈んだ心が救われる

最後に聞きたいことば
最後に思いたいことば
最後に言いたいことば

決めている

ことば一つで
気持ちがかわる

たった
それだけのこと














210421

我に返る

その一言で
理性の淵に
とどまれた

紡ぐこと
離れては
見失う

私の愚かさ















加速のサインは
まだ 出せる

ブレーキがかかり
つまずき
転ぶ

痛かった

我に返り
原因究明

中ブルな車だものと
呟いても 空しい

整備工場通いが
多くなる

ポンコツになるには
まだまだ

いつも12月
そろそろ
癖も掴まないと
致命傷になる

つまずきは
気づきをくれる

大きく
変わる予感が
走る

それが
楽しみでもある

痛みが
こころ耕し
情が深くなる

そんな私
嫌いじゃない

122720










🍃
謎解きの
答えをきいた

詩を作るのは
精神の救済のようなもので

言葉を綴るのは
自分を救うこと

問うことに
意味など無いようで
曇りガラスの向こう

輝く言葉の集団
私のプラネット

好きなことをする
今だから
詩を作ろうと思う

120620












***
秋の月は
人恋しくさせる

秋虫も静になり
ひんやりな空気が
あしもとの草
遊ばせる

みどり羽
月明かり透かし
小さくゆれて
心地よい音色

月よ
あなたは
お見通しよね


あの人も
みているかしら

この月夜半


102720













見上げる夜空

煌めく銀河

ふたりを包む


青兎のゆらぎ

鈴の音 ちりん


青龍の逆鱗

笙の音 清々しく


よび合うように

紡がれて

愛しい夜空


こころ繋ぐ

流星

101420










白々の 夜明け前
待ち続けた 声
聞こえたようで

射ぬかれる

愛しい声
私は 命の固まりになる

焦がれる 気持ちは
堰をきり

差し出す手は
我をわすれ

失う怖さ
背後の闇深く

あの時の 声
今も
心を縛る







*

サラサ・2020-05-21
喪失の矢
日詩
かがやく流星
月みる夜半
詩は救済

210402


あなたからの
桜のたより

そっと
ひとひら
舞い降りて

私のこころに
舞い降りて

春色にそめる

花霰のみち
手を引かれ

歩みだす












柔らかな風が吹く

目を凝らせば
見えるようで
耳を澄ませば
聞こえるようで
手を伸ばせば
届くようで

ふと そんなこと
思う時間が
時おりに

風が吹き
風が舞う

あなたと交わした
愛しい時間だけが
包んでくれる

木蓮の白の輝き
いっそうに
目にまぶしい

20210325












よき友

よき出会い

よき別れ


めぐりに感謝

よき時代に

生きたこと









🍃
握った手が
離れていく

温もりも
ゆっくり
波引くように

あんなに
温かかったのに

余韻をのこし
冷えていく

いつかはと
秒針の刻む音

戻らない時
たたずみ
空を見る

また
ここから

さて

口元に
痩せ我慢の
笑み

122020















****
一日の終わり
心のなか
扉を開ける
それは
ホッとするひととき

等しく持ってる
1440分
私はどう
使ったかしら

振り返ると
スライドのネガが
動き出す

お日様匂いの布団
白く風にゆれるシーツ
透ける窓ガラス
ニャーと呼ばれて
猫のランチに付き合って
今日の夕食は
ロールキャベツ

つるべ落としの
この季節
あっという間の
一日で

それでもね
やっぱり
今日も
あなたのこと
考えていました

こころの中
あなたを
いつも
見守っています

110320










ものいわず
ただ 空を見つめ
ながすなみだ
飲み込んだ 日々

それも 過去にする
手放す心は
ガンジスの河

祈りは続き
深まる想いが
明日へのひかり

生きること
執着のあわれみは
人のさが

問われる
選択の潔さ
そろそろに

201007













日常の喧騒を
少し離れる

小鳥のさえずり
さざ波のような風の音が
心地よい

歳を重ねる毎に
拾い集めた
浮き世の習わし

心の荷物が
一杯になりました

自分の気持ちは
どこにあるのでしょう
掻き分けないと
見えません

心の整理をしました
自分の時間
少しずつ
始めています

コロナ禍で
見えたもの

時間の大切さ
自分の大切さ












*道すがら

ここまで
歩いて来ました

目にする景色は
同じものはなく
足元の小さな花さえ
淑として清々しい

足を取られる
石ころも
何かを教える
気遣いかもと

嵐なら
何も見ず聞かず活かさず
じっと過ぎるのを待つ

雨ならば雨なりに
雪ならば雪なりに
炎天ならば炎天なりに
生きる術を学ぶ

道すがら

人生の道すがら
楽しむ心は忘れない

人を生きて
私の心をつくるのは
道すがらの

それぞれ

*081620

サラサ・2020-06-22
自分の時間
日詩
道すがら
選択の潔さ
1440分
痩せ我慢



春待ちわびて
青空に編隊の鳥
北へ
愛しのpoemは
春の風を
運んでくる

コロナでも
心安らぐとき

ありがとう

20210322







🍃🍃
愛は
どこにでも
生まれる

ただ
あなたを
愛したいと
思えばいい

靴下に
ぽっかり空いた


愛が生まれました
私の場合です

可笑しいでしょ
愛は
どこにでも
生まれます

120720










🍃
あなたと
家族になりたい

厚焼き玉子と
薄焼き卵
上手に作れたら

結婚してくれますか

そんなことでも
あの頃は
見上げるような
ハードル

卵が私の
嫁入り道具

何も入れない
卵焼き

30年私を
支えた

た・ま・ご・や・き

111820










******
無償の愛って

理屈や説明で
あらわせない

子供を3人生んだら
親に恩を返せる
昔びとはいった

それだけ大変なこともあり
親の苦労も知る
時には嬉しいこともあったり
癒されたり

私が子供を生んでたら
その深さをもっともっと
感じるだろう

それでも
家族=夫がいる
時に
子供だなぁーと思う

これに
無償の愛を使って
良いものかと
悩む

でも
使える人がいるのなら
どんどん使いましょうが
私の流儀

そんなこと
気づかせてくれた
あなた

自分の中の
無償の愛
産まれたこと

生きること
分かち合えたこと
家族になった意味
知りました


103120











朝一番に
大切なこと

呼吸を整える

今日も
このリズム

*ーー*ーー*ーー*~🎵

花の呼吸に
あわせる

雲の呼吸に
あわせる

あなたの呼吸に
あわせる

過呼吸症のわたし
無意識に
空気を読む

あなたの言の葉で
深呼吸 ひとつ

ありがとう
あなた色の
温かさ
からだめぐる

102420









あなたが
待っていた風
もうすぐ
吹いてくる

こころ動かされたら
そのときめきは
響き合うはず

それを
見過ごさないで



101820












微笑みの横顔は
甘く 切ない

憂い
悲しみ
怒り
慈しみ
深くたたえる

はじまりは
そこから

100720








誰の
為でもなく

あなたが
幸せになる為の

選択を
してください






*時の記憶

今日は
記憶に残る一日

今は
記憶に残る時間

この瞬間が
私だけの

大切な記憶

083120

サラサ・2020-06-14
選択の時
日詩
時の記憶
横顔の肖像
君の待つ風
こきゅう
プチ無償の愛
卵焼きと私
愛の芽



真っ赤な林檎をかじる
ちょっと酸っぱい
キュンとなる

あの時を思い出す
自分に素直だった

無性に駆け出した
意味もなく笑った
大声で叫んでいた

みな 懐かしい
でも
あの時の私と今の私
違う訳じゃない

確かに 歳はとったわ
気が遠くなるほどね

真っ赤な林檎を
かじったら

今度はやってみよう
大声で

コロナの
ば・○・や・○・ー


さ みなさんも
ご一緒に

ここまで耐えた私です
ひとこと言わせてー💦

112620













***
夏の日の約束を
果たせないまま
秋深く
互いに
長い時をへる

唐突に
よばれたように
振りかえる

あなたが
そこに立つ

会えた嬉しさも
ひとしお

偶然の時は
あなたと
結ばれていたようで
必然とも思える

果たせた約束
思いは
通じる

111420











コスモス
一面に咲いて
いつもの秋ですね

ようやく
そう思えた今年
そして
あれから10年目

これが
いのちの営みの景色

てらいもなく
咲くときに咲く

人は複雑過ぎます
練り過ぎます

も少し
コスモス見ていましょう
も少しコスモスと
揺れていましょう

101520










陽の輝きに
誘われて

そこは
待っていた

奏でるように
草原はゆれる

さざ波
いっせいに

小さな花心
淡雪のように

見知らぬ時
ひっそりと咲く
それぞれに

誰のためにでもなく
生きることを
楽しんで

それが
生きることよ と

自然は
詩禅に
教えてくれた





*

サラサ・2020-06-16
言の葉から
日詩
ゆれるコスモス
果たせた約束
コロナのばか野郎ー


ふと 思うのです

あの時の 分かれ道
自分で決めて
歩いて来ました

もし 違う選択をしたら
現在の私はいない
noteにもいない

そう 思うと
これで 良かったと
思えるのです

自分らしい選択の証です








*

サラサ・2020-05-13
私の選択
日詩


ずっと
あなたの側に居たかった
あなたの息を感じ
温もりを感じ
耳元の囁く声も

あの日
その一言だけは
聞きたくなかった
私の胸はえぐられて
張り詰めた糸は
さもなく切れた

今度はと
根拠の無い
期待に意気がり
虚勢の望み
濃いグロスが空しい

涙があふれ歪む世界
もう やめろと
後ろ手を掴んだ
冬の空

真っ白な雪が
音もなく降る
静かに幕を
おろすように

頬つたう
雪の冷たさが
心地いい

裂けた傷はこおり
痛みを忘れる


120920












***
こころ
ちょっと弱いとき

近づいちゃだめなのです
ガオーって
食べられちゃいます

弱肉強食
心もおなじ

何度も
食べられました

懲りないやつです

学習が活きてきました

触らぬ神に祟りなし

101520










泣きじゃくる
6月の空

愛しいと
抱き止めて

頬に流線の
清らかな

愛の波紋に
揺れて

安らかな頬
穏やかに眠る
















*…だから

甘えてもいい人
甘えてはいけない人

心を開いてもいい人
心を開いてはいけない人

弱味を見せていい人
弱味を見せてはいけない人

今だから
自分が傷付かない
俯瞰を

いつもいい人は
捌け口にされ
潰されてしまう

心にも
ソーシャル ディスタンス

そんな
容易でない世界
垣間見える

コロナ禍の常識が
常識を変える

082520

サラサ・2020-06-10
安らかな頬
日詩
…だから
触れず触らず
雪冷

グリーフワーク

言葉を洗う

言葉を清める

言葉を浄化する


私は 今

手水をする

言葉の

ひとつ ひとつ

賜物として

20210221











🍃
たゆたうこころ

言の葉の世界観は
どこまでも深いと
今さらに

あの頃の私が
知っていれば
こころの色も形も
違ったはず
時間と経験が
育む手水舎

追い求めなければ
得られないのなら
この先の千年は
銀河にしずむ

たゆたうこころは
とどまることを知らず
人の永遠のさがか

一筋のひかり
求めて

121320










*****
祈りの安らぎ

祈り
彼方にむかい
手をあわせ
目をつむり
肩の力を抜いて
頭をたれる

癒される
温かい気持ちになる
ホッとする

祈りは人にするものと
思っていた
自分のためにしてみる

心が解放されて
気持ちがリセットされた

今日は
あの星を見つめて
何を祈ろうか

一番は
あなたのこと
そして
ちょっと気になる
自分のこと

祈りの効用
なんとなく
分かってきた

ヨガに似ている

102920














気持ちは流体
落ち着くところを探すように
いつも流れさ迷っている

さらさらな時
ひらり
木の葉をうかべ
おだやかに

よどみ重い時
澱さえ巻きこみ
激流になり
飛沫をとばす

いつしか
あれやこれも慣れて
するりとかわすも
また 次がくる

一瞬もとどまっては
くれない

これから先の
景色は
まだ知らない

流れに
聞くしか
ないのだろう

101720









主観の言葉が
意図引くように
わだちを作る
なぞるだけの
行く先の不安
意味不明

客観の言葉が
飛び石の導くように
仕掛けをはる
伸るか反るかは
私の掌の中に
掴んだ勾玉の力
輝く

100720











地からほつほつと
言葉生まれる

形ない
頼りない
何者かも

礫にして
成層圏に
投げてみる

ZERO Gに
元素目を覚まし
物語を紡ぐ

煌めく星
夜空
見上げる
地の人

詩人になる














*微笑む二人

打ち寄せる波の間
砂浜から
見つけ出すように

輝く夜空の星
時の彼方から
見つけ出すように

あなたと巡り合うことは
望んでも得られないこと

そんな二人が
微笑み合う

素敵なことは
起こるもの

重い雲が晴れるように
台風の後青空があるように
それは突然訪れる

だから信じて
自分を信じて
歩く

083020

サラサ・2020-06-11
ZERO
日詩
微笑む二人
主観客観
流れの先
祈りもう一つの顔
たゆたうこころ

210603

あくせくも
こんとんも
たまゆらの
ときかも
しれない

それが
わかるまで

いきること

わらうこと

なくこと

おこること

響きあい
観世水

ただ
ただ











雪雲が運んでくる
贈り物

包むような静けさ
やわらかな陽射し

澄んだ空気
身体のすみずみに
耳の奥
喧騒が消える

心の鍵といて
ゆったりと
ソファーにかける

優しい気持ち
母の声聞こえる

ゆっくり おやすみなさい

少しスピード緩めて
いい季節
猫とおこたが待ってます
遠くの視線が誘ってます
冬の安らぎを
感じる齢になりました

冬木立は密やかに
おやすみなさい
言ってるような

113020












**
秋空のあいだ
雨もよし

燃える紅葉も
落ち着きの色に

山下ろしの風に
背を押され
雨混じりに
木の葉ふる

クライマックス
そろそろと
告げるよに

見上げれば
みな
満ち足りている

今年も
豊穣の里山
眼下は黄金色

この景色は
幾年月
安堵しかない

太古の
DNAだろうか

霧が迎えにきた
季節がかわる

102320















やわらかな
木漏れ日の陰
日毎に強くなる

いつもの
あの花も
この花も
咲きだして

コロナ禍
慣れない住人
心に
爽やかな風

カノコソウ
さらさら ゆれる
つかの間の朝

終の住みかは
何事も無きように
時が ながれる






*

サラサ・2020-06-12
カノコソウゆれて
日詩
秋雨もよし
雪雲の

一歩
踏み出す怖さを
溶いてくれた

見守る力も
教えてくれた

信頼という
言葉の深さに
守られて

私の心も
動き始める

サラサ・2021-12-12
日詩



幾重に物言わず
幾重の影の
幾重のはざま

花弁
ふくよかに
密やかに
色香をたたえる

見つめることだけ
許されて
触れれば

淡く

儚く

うたかた

たまゆらの時








*

サラサ・2020-05-16
憧れの定義
日詩

210708

noteってね
素直になって
自分と見つめ合う
親友のような
姉妹のような
母のような
鏡のようなところ

noteってね
森のような
湖畔のような
木陰のような
公園のベンチの
ようなところ

そこで
誰にも言えない
誰にも触れない
言の葉たちを

そっと
出してあげる
窮屈そうな
言の葉たちは

伸び伸びと
駆け出してゆく

noteって
そんなところ

















誰かにとっての
あなたであってほしい

誰かにとっての
私でいたい

数多く繋がることより
ひとりの人とちゃんと
向き合いたい

キャパは蟻より
小さい

そこに触れるのは
グランブルーの風

121820














**
秋になったら
お日様恋して

落ち葉をはいて
球根を植えて
枝を剪定して

秋の夜長は
お月様に恋して
読みたい本に
囲まれて

コーヒーの
香りがゆれる
まどろみに
眠る

猫たちと

101520
















おはよう と猫がおでこをペロリ
おはよう とわたしからあなたへ
おはよう と新聞を取り朝日に向かい

新しい時間
新しい私
新しいあなたと私の関係

時は過ぎ 全てを洗い
時は進み 私を作る

赴くままに 時の人
時の操るままに
人を生きる





*

サラサ・2020-05-30
時を生きる
日詩
秋になったら

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