❀愛雫❀*Ivy*❀零人❀・2018-08-15
星の涙
Dear.大好きな君へ✉
ねぇ君はいつも
すぐ目の前にいるのに
ねぇ僕はいつも
その手に触れられなくて
ねぇ君の目には
今何が映ってるの?
ねぇ僕の目には
抜け殻の君がいるよ
星が泣いて雨のように降ったら
私が両手を広げて受け止めるから
傷つくことに恐れて、
高い壁を作って、閉じこもることを選んだ。
傷つけられることも、傷つけることもない、
私だけの場所。
すべてのドアを閉めて、厳重に鍵をかけて、
日のあたる場所に背を向けて。
誰にも愛されないまま、
消えていくのだと思ってた。
閉ざされたドアの隙間から
こぼれ落ちたかすかな光。
消えかけていた小さなきらめきを、
彼だけが見つけてくれた。
彼だけが、ずっと、見ていてくれた。
ひとりでいても平気だよ__
でも、それは
ほんとにひとりじゃないから
本当の意味では
ひとりにならないって
わかっているからなんだ
ほんとにひとりぼっちだったら
ひとりでいるのが好きだなんて
言えない
最近、君を想うだけでよく流れ星になる
どれだけ生きれば
死ねるのでしょうか
星の涙
この扉を開いてしまえば
また、傷付いてしまうから。
一人じゃないけど独り
生き方が、
わからない 。
でも
死ぬ事も、
できなくて 。
星降る夜に
降り注ぐのは
輝く星と
私の涙
どうすれば
愛されるのだろう
きっと地獄は此処より天国
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ひとりになるとほっとする。
いつからそんな風に思うように
なったんだろう。別に、
いじめられてるわけじゃないし、
教室に居場所がないわけじゃない。
でも、どうしても感じる違和感。
たくさんの人に囲まれているのに
襲いかかってくる孤独。体は
ここにあるのに、心だけがどこかに
行ってしまっているかのような
虚無感。
そんなことない、気のせい、考えすぎ。
必死で否定するのに、しょっちゅう
頭にうかんでしまう思い…。
「わたしはここにいるべき人間じゃない」
わかってる、どんなに気づかないように
しても、それが真実。
わたし、なんて取るに足らない存在。
急に消滅しても、誰も気づかない。
そんな存在…。
ねぇ君はいつも
すぐ目の前にいるのに
ねぇ僕はいつも
その手に触れられなくて
ねぇ君の目には
今何が映ってるの?
ねぇ僕の目には
抜け殻の君がいるよ
近付くほどに
遠ざかる2人の距離
心の中で
君の名前叫ぶけど
交わることの無い
平行世界で
僕らいつも違う空を
見上げ
探してしまう
触れ合うことなど許されなくて
零れ落ちた星の涙
暗い夜空を流れる
ねぇ君といつか
見たあの小さな星が
ねぇ僕のことを
今も照らし続けてる
優しい光が
映し出すふたつの影
子供の頃の
僕らがそこにいるけど
願いも届かない平行世界で
僕らいつも同じように
眠り夢見てしまう
忘れることさえ出来ないほどに
零れ落ちた君の涙
僕の心を流れる
全てが終わり迎える
その1秒前だけでいい
最後に君の右手に
触れていたい
交わることの無い
平行世界で
僕らいつも違う空を
見上げ
探してしまう
何度も
何度も
祈り続けて
零れ落ちた星の涙
永遠(とわ)に
輝き続ける