𝐔𝐫𝐚𝐧𝐮𝐬・2022-04-27
暁天の空から。
いつから一人を願うようになったのか
一人は淋しいくせに
きみに捨てられることが
きみに見放されることが
きみに嫌われることが
こんなにも怖い
最低限の日常すら上手く過ごせない
一筋の光さえ、私には許されていない。
夢想者は馬鹿者だ
そんなことないと騒ぐ奴もまた夢想者だ
そうあって欲しくないと
心のどこかで願う私も夢想者だ
理想論と現実論がひとつずつ
頭を占めてぜんぶでふたつ
わたしのことばには矛盾がひとつ
いちばん辛い選択がしたくなくて
楽な方楽な方へと逃げている
涙を見るのは自分なのに
支配欲も独占欲もぜんぶぜんぶ
私が持っていていいものなんかじゃなくて
普通の女の子になりたいのに
普通に素敵な人になりたいのに
どうして普通からはなれてしまうの
一日の始まりも 一日の終わりも
君とがいいんだ、なんて
笑われてしまうだろうか?
空想でしか誰かに想ってもらえない
夢物語でしか愛を貰えない
いつかだれかがあいしてくれたら、なんて
何億人ものヒトが存在するこの世界で
わたしだけがここにいない。
きみのやさしさにつつまれていると
どろどろに溶けて死んでしまいそうになる
既製品で埋め尽くされた私の世界
オリジナルなんてどこにもありはしない
どんなに愛して恋して願ったって
どんなに憎んで妬んで憤ったって
君には一生、届かない