ハルユー・2日前
根雪に眠らせたもの
彷徨える魂
薄紅に染まる刻の中で
ひととき
呼吸が止まる
見知らぬ世界の入り口で
誰かが手招きしてるよな
未来(あした)が待っているような
優しいキモチが…
何故だろう?
いつのまにか
雪あかりの街並み
春を探しに行こうか
春を迎えに行こうか
膝を抱えて
泣くよりも
貴方への愛を抱えて
歌を歌おう
窓の外 降り積もる雪を見つめ
いつかは溶けて消えてしまう
たとえそんな運命(さだめ)でも
この出逢いが私の世界を
変えるなら
月明かりも
滴りおちて
白く大地を染める
青白い三日月が
囁くように謳うララバイ
傷ついたハートが
雪の中で見る夢は
遠い遠い懐かしい景色
今は自分だけを抱きしめて
静寂の世界に抱かれていればいい
一人のようでひとりじゃない
ひとりでいても一人じゃないよ
凍りついた心
わざと眠らせた記憶
なのに…
春を待ち侘びる思い
誰かを忘れたかわりに
誰かに出逢いたいと願うのは
自分の浅ましさのように思えて
必死で蓋をしようとしてる
あの人の代わりはいない
わたしも誰かの代わりに
されるのは嫌だもの
窓の外はシンシンと降り積もる雪
わたしの記憶を眠らせて
わたしの弱さを凍らせて
無垢な世界の中で
しばらくわたしを眠らせて