#樹木

木と同じように


あなたの心は


成長していくんすよ



木の葉を毟っても


また葉が芽吹くように



ひび割れてしまっても


欠けてしまっても


心はまた時間をかけて


ひびを修復し


欠けた場所を埋め


傷ついた心は


またひとつ強くなって


芽吹くことが出来るんです。



傷ついた木は


傷を治すため


硬い樹皮を作ります。



傷ついた分だけ


強くなります。


傷ついた木は


大きく葉を茂らせ


優しい木漏れ日で


人を癒すことが出来る、


優しさを持つんです。




あなたもその傷が癒えたら


もっと、もっと強く


優しくなれるのです。


だから今は


ゆっくりと休んで


ゆっくりと


笑えるようになりましょ。

✴︎万葉名は賢木✴︎

庭木に榊がある
これは私が乞い願い植えてもらった木。
枝葉から香る香りが好きで
剪定する時にはまた香りに包まれ、
まるで護って貰っているような錯覚になり、
それが嬉しくてたまらない。
また、榊には幾つかの思い出があり、
思い出の中で
今は亡き懐かしい家族と
会話が出来るような気がして、
彼岸やお盆の時期を待たず
会えるような気がしてならない。
すかし剪定をして風通しを良くしてやると
榊が『ここの枝も少し空いて』と言われている気がして、私は幸せな気持ちになる。
神が宿る木と言われているけれど、
我が家の榊に宿る神が居られるのなら
有難いことだと思う。

万葉集）　
ひさかたの天の原より
　　　生れ来る神の命
　　（あれくるかみのみこと）
　　　　奥山の　
　　　　　　　榊の枝に白香付け、、、
　　　　　　　　　　　　（しらか）

　　　　　　　　（大伴坂上郎女）

意）天上の天の原から生を受け継いできた先祖の神よ。奥山に生えていた榊の枝に白香を付け、、、

榊は常緑の小高木でいつも葉が緑であるため「栄樹」、神聖な地に植える「境木」が由来とも言われている。
神を祭る一首として詠まれた歌で、すでにサカキが神に捧げる神聖な木であったことがわかる。万葉名は「賢木（サカキ）」である。
（万葉植物秘話）

1000年生きた樹木は
それまでの
嵐 台風を乗り越えて
生きてきた証

ここで弱音を吐いてちゃ
何も始まらない

すぐに命を
諦めちゃいけないよ

「恋心。」

人を好きになり、

やがて花が咲き、咲き乱れて、
そして、散り舞う。

しかし花弁は、私が思うは、

常に大きな樹木に見守られている。

私は木なのかも知れない
動くことも出来ずここにいて
語りかけてくる人の話を聴いて
頷き気づきを助けるだけ

気づきそれは木に咲く花
見た人がパッと浮かびそれが道を開く
また気づけたことで喜びとなる
あくまで気づくキッカケに過ぎない

周囲の環境が私を生かし
私は寄りかかる人や話しかけてくる人の
支えや拠り所となるだけ
そこにあるだけでは役には立たない

私は木なのかも知れない
私は木なのかも知れない
ただ存在して生きているだけの
私は木なのかも知れない

君は君で
君自身の答えを見つけてくれい