#次こそは手を繋いで

脆くて壊れやすいそれを

ふたりで優しく抱いていよう

唯一 色褪せない向日葵

あの頃の記憶に溺れさせてよ

ふたりだけの約束

それだけで笑えるから。

一緒に泣いて
一緒に苦しんで
一緒に笑って
一緒に喜んで

今が苦しくても
今が泣きたくても
絶対絶対いつかに出逢おうよ

来世は隣で
あなたの優しさを
あなたの温もりを感じていたい。

涙は僕が拭うから
幸せは半分あげるから
来世は隣で幸せを見つけよう____

背景 最愛の君へ__





10ページ以上の長い物語。

ここまで描いてくれてありがとう。




”100ページ”

そんな制限で

君はどこまで走り続けるのかな。

君は何ページまで埋めるのかな。

僕は、20ページ埋められたら

それでいいかな、なんて考え始めたよ笑




僕は君と描けるなら

この先のページが

真っ黒になっても破けても

君がいるなら

何度でも筆を走らせる。

それくらいに君が大切。




ついこの前

君が見せてくれた

残酷な1ページ。

涙に濡れたページ。

弱さを隠したページ。

「否定される」

その1文にどれだけの

君の「苦しい」が

詰まっているのかな。

僕には痛いほど

君の痛みが伝わった。




僕は君の物語を

完全に知りたいなんて思わない。

今までのページが

どうだったかなんていいの。

今を知って

一緒に描くうち

過去の物語を振り返って、

その時に”君”を知れればそれでいい。




僕の物語は

すごく汚くて

真っ黒で

落書きみたいな物語だった。

君が手を差し伸べてくれた

あの時

僕の物語が

少しだけ色付いた気がしたよ。

向日葵色の君の物語

春の香りがした君の物語。

果てしない夢を描いて

君といつか触れ合って

僕らの

筆が

指が

脳が

動かなくなった時

その時は

何億冊とあるうちの

1冊でしかない

この「本」を

この「物語」を

一緒に

閉じてしまいませんか。






100ページの物語を君と_____、

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地平線の果てで
僕ら出会って
次こそは手を繋いで
僕らの未来を描こう。
性別なんてないから
常識なんて壊して
僕らの世界を創ろう

君がいない世界は嫌だよ
また話そうよ
また愚痴ろうよ
バカみたいに愛を語ろうよ

ねぇ、隣にいてよ___

僕の時間を君へ___




















この関係を来世まで__
この景色を君の近くで__
この感謝を君へ__

君とみたい景色が
見つかって
君と描いた明日が
来て欲しくて

近くて
でも遠くて
触れられない
交われない

文面だけの愛で
画面越しの文で
悲しさを分かち合える
喜びを分かち合える
そんな存在で。

今日を
生きてくれてありがとう、
”また明日”
君からのその言葉が大好きです

”絶対逢おうね”

画面越しに重ねた小指

こんなにも君の温もりが愛しいなんて

数ヶ月前の僕は知るはずも無かった



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ｷｰｰﾝｺｰｰﾝｶｰｰﾝｺｰｰﾝ

静まる教室

教師の語る声

いつもと変わらない

つまらない日常。


「ここはこうであるから____」

いつも通りの授業風景。

なんてつまらないんだろう。

教科書に沿った内容

教師の個人的見解

綺麗事だらけの

汚い世界に嫌気がさす。



いつだってそうだ。

僕らは子供だからと

正解と間違いのふたつの選択肢しか与えられず

狭い狭い視野の中で

決められたレールを歩く。

それでも

僕が演じていたのは

この狭い世界の中でも

少しだけ広い世界を見ていたから。



学校が終わり

家に着き

スマホを開けば

空想の世界があって

画面越しの文面で

僕らの意思は共有された。



そして今日も僕は文字を打ち込むんだ

”生きたいだけが”

”正しい世界なんて消えてしまえよ”

別に何かを否定するわけじゃない

これが僕なりの意見なだけ。

そこに誰かの言葉が送られる。

そこに誰かの気持ちが綴られる。

ここでさえもいつも通り、

なはずだった。

君からの言葉が来るまでは____





ピロン♪

スマホが鳴り

僕は通知を開き

内容を確認した。

どうせ、また綺麗事なんだろうな

そんなことを考えながら

文を見る

そこには

「正しいなんてないのにね」

他の人とは違うそんな文章

君となら分かり合えるかもしれない

そんな幻想をい抱いた2月の夕方でした。


そんなこんなで

出逢った僕達の関係は

気づけばどんどん深まっていた。

3月の夜

君とこんな会話をした。

「卒業式、いつ？」

『来週』

「へぇー。私のとこは3日後。」

『お祝いするわ笑』

「ありがとう笑」

なんてぎくしゃくしてた。

お互い「卒業おめでとう」なんて

言い合って君と笑ったんだ。

また一日

もう一日

過ぎてく度

君を知る。


”画面越し”

その関係がもどかしい。

近いようで遠い距離。

触れたい時触れられなくて

そばにいて支えられなくて

無力な自分に涙を零したっけ。

いつの日か

僕達は言い合った。

「ねぇ、もしもね僕達が大人になったら」

「その時まで生きてたら」

「自分のことは自分で責任が持てるようになったら」

「『逢いたいね』」

冷たい画面に

涙を零して

笑顔を咲かせて

小指を重ねたんだ。




相思相愛で

以心伝心してて

好きで

大好きで

愛してて。

君以上はいないから。

そう思えるくらい最高です。



君と出会って

分かち合うことの喜びを知りました

君と出会って

約束することの嬉しさを知りました

君と出会って

永遠の愛を知りました。



まだまだ先も

君と知りたいことがある

君とみたい景色がある

何年先の未来でも

君のとなりでずっとそばで

夢を描かせて___