ハルユー・1日前
残華zanka
引き寄せて
待ってなんていないで
止まらないで
夢に近づく為に
どんなカタチの幸せがあるのか
巡り逢えるのか
思いもよらない道が拓けるのかは
わからないけれど
欲しい…とか
掴みたいとか
望むことを諦めないで
あなたの願いに
光は届くから
その花の名は
愛しさ…
静かに密やかに
あたたかく慰める
何を語るわけでもない
あでやかに微笑みかけるでもない
ただそこにあるだけで
ホッとするような
誰の心の中にも
ひっそりと咲いている
寂しさを抱えたときに
ふとその姿は現れる…そんな花
あなたの中に眠る
愛しきもの
どんなカタチの花なのだろう
水飛沫も遠い記憶の中
煌めきだけ残して
思い出は美しく
切り取られていった
あの人の笑顔も声も
シルエットに変わったのに
途切れ途切れの時間
繋がってるよ…
そんな言葉は空々しくて
あなたを
そんな自分も信じられない
哀しい夜は
深い闇にネオンカラーを
飲み込みながら溶けてしまいそうで
私の知らないワタシが嗤う
繋いだ手を離さないで
少しだけでいい
温もりをいつも感じさせて
今夜も同じ空を見てる
同じ時間の世界であなた
私の声が聞こえてますか
突然のサヨナラ
時は残酷ね
思い出の記憶は蒼いままなのに
あなたの奏でるメロディは
寂しいワタシを包み
あなたの紡ぐ言葉は
停まったワタシの時計に
生命をくれた
なのに最期はサヨナラもなく
あなたは長い長いお別れ
今だけ少し泣かせてね
明日からまた時を数えて生きるから
蒼い季節を胸に抱いて
あの頃の歌を道標に…
そしてまた
いつか逢おうね
必ず 約束の糸を手繰り寄せるから
水も無い
枯れ果てた心にさえ
花は咲く
面影という名の
キミの優しさが…