#片想い

音に塗られた感情に耳を澄ませて

帰って来れた仮面さんは私の心に

紡ぎ綴る言葉の朝食は今日の一頁

貴方は今日、何を願いましたか。

私は、それが知りたいです。

僕の願い事は叶えられないから白紙にした

僕の願い事が叶ったら君は困っちゃうよな

僕は君に敵わないまま想いを秘めてるんだ

「君に想いを伝えることができますように」

願った一夜も最後は運任せ

逢えぬ悲劇は雨で見えない

夜が明けてしまえば朝が来て、

日が沈んでしまえばまた夜がくる。



そんな当たり前の世界の仕組みが

ときにはとても苦しい日もある。



それは人間の心の不思議であり、

またそれも世界の当たり前なのかも

しれない。

貴方の些細な願いも

大きな願いも一緒に抱えて、

いつか2人の願いができますように。

君に会えないのならせめて

君の願いに会いたかったよ

僕はなんにも願わなかったんだ

もう願う勇気さえなかったから

今日は曇り空で、

星のひとつも見つからない。

その代わり、

貴方を見つけやすくなったり

しないかな。

君が笑ったから今年の七夕は

晴れってことで良いよね神様

君の願う相手は誰なのかわからないけど

僕ではないことだけはわかっているんだ

恋が叶わない事くらい

なんて思えたら

空はどんなに蒼くなるだろう

「初めまして」の一言で、

過去の私の恋心は

一瞬にしてなかったことになる。


そんなこと分かってるよ。

分かってるはずなのに、

涙を抑えるのも難しくて。

どうせ無理だと諦めるのなら、

期待なんてしたくないわ。





答えなんか出さないで。

願わない僕の願い事は零れる雨で消すからさ

君の願い事は星に乗せて届けられるといいな