#目指していた頃

ショートステイに入居している

曽祖母に会ってきた

コロナの関係で面会することが厳しい中

定期的にある診察のときだけは

立ち会うことができるとのことだった

受付で話をしているとき

曽祖母はまだ食堂の中にいた

その食堂には外部の人間は

入ることができず

近くに居ても簡単に

駆け寄って行くことができなくて…

今すぐにでも『そばに行きたい』という

気持ちを我慢して

曽祖母に向かって手を振った

最初は私のことが

見えていなかった曽祖母も

何度か手を振っていると

私に気付いたようで手を振り返してくれた

すると、曽祖母の目の前に座っていた

お婆さんも私に手を振り返してくれた

その瞬間、心がほっこりと温かくなった

中学生の頃に志していた

仕事のことも思い出して…

やはり、私は人と直接関わって

自分自身も学びを得て

成長していくことに

『幸せ』を感じているのだと

再認識した1日だった