フラム・10時間前
愛おしい人よ
卒業
私の大好き
もう少し
君といたい
また冗談を言い合いたい
数少ない
自分の本音をさらけだせる相手
笑って
泣いて
意地悪し合って
なんだかんだで
尊重しあっているこの関係が
まるで春の陽気のように心地よい
そういえばもうすぐやってくる
優しい顔して私たちを引き離す
酷く暖かくて残酷な春よ
嗚呼、どうしても不可能だろうか
この関係もいつかは忘れるって
時間という薬が
月日の流れにのって溶けていき
また
私にも君にも青い春がやってくる
もしまた数年後あったら
私をまた好きになって、
絵というものの美しさ
幼いあの日から、たまたまペンをとり
真っ白な画用紙に描き始めたあの日から
私はずっと魅了されていたのだ
絵というものはまるで花のようで
いくつもの色や形、香りをもっていて
ずっと自分だけのものに
独り占めしたくなるようなそんなものもあって
あまりの美しさに憧れを抱くこともあって
枯れてしまいそうになる日も
必死に水を注ぐ
必死に筆を持つ
真っ青な空によりどりみどりの花が咲くように
真っ白なキャンバスに私は命を吹き込んだ
昔は、絵を描くことは
ただの娯楽としか思えなかった
だけど
今は違う
絵を描くことは
新しいキャンバスに生命を宿すこと
同然であると。
忘れられると思っていました。
旅立ちの日が近づいてくるにつれ
君の声、匂い、つった目と
私だけに向ける笑顔や意地悪な声も
全部が
愛おしくてたまらないのでしょうね
なぜなら
君のいない場所でも
君の面影を感じるのです、
意地悪で聡明な君からする
甘くて優しい匂いを
君のいない場所で感じると
淋しくてしかたない
他の人の隣で笑っていても
君の隣ほどの
安心感と心地よさには適わない
残り少ない日数のなか
君のなかで忘れられない人になれるよう
濃く強く
君に
愛の痕跡をつけようとするばかりで、