#精一杯の嘘。

また明日って笑うだけで

無いと知ってる永遠を見れた気がしてた

「大丈夫だよ。」
「心配しないで。」
ｲﾂﾜﾘ
精一杯の笑顔で今日も言う＿＿。

『大好き』って吐く嘘と
《大嫌い》って吐く嘘と
一体どっちが
罪深いの＿＿＿




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大 　 大
好　or　嫌
き　　　い


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どっちも君のために吐いた
優しい嘘だとしても、
これは立派な罪ですか＿＿＿？

【タグ紹介】
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# 精一杯の嘘。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

自由に使ってください

"青い空”は

私には残酷すぎて＿

“別に好きじゃないよ”

君への愛に

終止符を打つ為の

僕の 精一杯の嘘でした＿

君についた
私の、精一杯の嘘


君が明日も生きるなら
生きてくれるなら

「嘘つき」のままでいいよ

君のことが忘れられなくて、

そんな自分に照れくさくなって、

そっけない行動をとっちゃって、

そしたら、

君が自分で私から

〝卒業〟しちゃったんだ＿。

"大嫌い"と吐き捨てられた。
けど、僕は知ってる。
あの子がどれだけ苦しんで、
嘘をついているか。
馬鹿だよね……………
どれだけ苦しくても、
見捨てる訳無いのに………
それでも僕は……………
"君がそう言うのならさようなら"
そんな、嘘を言ってしまった。
そうしないと、あの子が、
"もっと苦しんでしまいそうで"

これ以上君といると、
君が傷つきそうで、
これ以上君の笑顔を見ると、
自分が自分じゃ無くなりそうで、
だから………………
"大嫌い"と君に吐き捨てた。

「好きじゃないよ。」



精一杯の嘘。


この気持ちは

君に迷惑かけちゃう。


だから、

そっと隠して置くんだ。

橙色と琥珀色を混ぜたような空に
鴉の大群が群れを成して西の空へ消えていく。



その黒点を見届けて、空が綺麗だななんて
死を目前とする人間がよくそんな呑気なことを考えられるものだな、と我ながら思う。




岬まで来た時、意を決して言う。


「もうお別れみたいなんだ。」


そう告げると君は、分かりやすく落ち込んだ表情を見せた。


「いつか、また会える？」
君が仔犬のようにくりくりした黒瑪瑙を僕に合わせた。


「ああ、いつかきっと何処かで出会えるさ。」
君が安心したようで、微笑んだ。



どうか、くだらない人生だと、くだらない命だと思った僕を恨んでくれ。

どうか、君ひとりを残して勝手にいってしまう僕を殺してくれ。


失敗作だった僕だけど、君と出会えたことは大大正解だったみたいだ。


こんな脳味噌が腐った人間と共に歩んでくれてありがとう。


もう、戻る気はない。


さようなら。



君が楽しそうに振り返ったとき、笑顔でこめかみに当てた銃の引き金を引いた。



薄れゆく意識の中で、君の絶望の顔と琥珀色が
混じり合って見えた。





『精一杯の愛情と笑顔と嘘』

『手首どうしたん？』
『え、この傷？
庭の石のブロック塀で擦っちゃった。』

嘘をつくことばかり上手くなるんだよね。

"好きな人いるんだよね"

何気ない会話に交えた
僕の精一杯の嘘と強がり_____

“大丈夫？”

この言葉に腕の傷を隠しながら

“大丈夫だよ”と

仮面の笑顔を貼り付けた。