#紙切れ

破れた恋の前では

ラブレターも所詮、紙切れ

結婚なんてね

所詮紙切れ一枚の約束事だよ。



それよりも君と

手を繋いでいたい。

心で繋がりを深めたい。



未来の私たちを

君が信じられなくてどうするの。

写真なんて紙切れだ
思い出なんてただの塵だ
それが分からないから
口を噤んだまま

超短編小説
『1枚の紙切れ』



学校の自分の机の中をあさっていたら知らない紙切れが入ってた。

「なんだろう？…んっ？」

その紙切れには
『好きです』

「ふーん。…んんっ?!」
（えっうそっ！まじで！）

誰がおいたのか名前を探してみる。

「あった！
んーと…瀬戸蓮⁉」

あんな人気者でモテモテの人が私を？
そんなはずがない。間違えたんだよね。
「うん。間違え間違え。
何期待してんだろう。」

私はその紙をスルーしていた。

その数日後。
廊下で彼とすれ違った。
その時、いきなり腕を捕まれ＿＿。


　　　　　　END

君からのありがとうの言葉さえ

君からのたった1枚の紙切れさえ

その全てがキラキラ輝く俺の宝物

違った。

ただ会いたかっただけだった。

それだけの願いは、
届きやしない手紙は
ただの紙切れになっていた。

一生懸命調べて、時間もかけているのに

要らなくなったらゴミ箱行き





これってやる必要あるんですか？










貴方たちにとってただの紙切れでも

私にとっては【ただの紙切れ】ではないんです




どうせ捨てるのに調べる必要が何処にあるんですか？

悪口を書き込まれて

最後には投げ捨てられる

紙切れみたい

写真なんて



紙切れだ








思い出なんか






ただのゴミだ








それが分からないから





口を噤んだまま

紙切れ

みたく

薄っぺらい

愛

何個もは

いらない

確かなもの

たった

1個でいい