彩綾_勉強進まないいい・2021-10-18
自然の風と歓びの詩
幸せなんて掴んでも
きっと孤独に染まってしまうよ
"好きでいたい"なんて誰が言った
"嫌いになれない"の間違いだろ
綺麗事ばかり連ねても
何も出来ぬ無力感
サヨナラさえも
永久に散る
僕は敗者の分際だ
理由も経路も違うのに
辿り並べて綴られるのは
誰しもが放つ表現でさ
簡潔した言葉に収まるくらいなら
もっと叫んで
はみ出せばいいだろ
"孤独"は"愛情"
"いじめ"は"友情"
そんな醜い嘘を吐いた
例え哀が枯れても水平線を
揺れる想いを見つめながら
"藤色の香りを身に纏う"
人の本質を見抜けぬ者は
心の本音も見抜けない
愛想笑いに孤独を自負し
心弱き者には制裁を
音信不通は所在不明
届かぬ言葉を身勝手に
送り続けては届けと願い
1つ間違えれば先は無く
2つ間違えれば後も無い
人生における選択とやら
今日も脅威をもたらすの
劣勢ならば悲哀に染まる
優勢ならば歓喜に染まり
我等は単純な物の故
理の終幕も自己中心さ
「ただいま」「おかえり」を響かせたら
この世の"始まり"も"終わり"も
『全ては僕らの手の中に』