はじめる

#花の風景

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全14作品・

雀の帷子
スズメノカタビラ
 花言葉
 私を踏まないで

ほぼ世界中に分布するコスモポリタンな雑草。
高く伸びても20㌢ほどで
“スズメ”は小さいことを表す。
カタビラとは、一重の簡単な着物のこと。(草の辞典)

草取りをしていて、スズメノカタビラが目に留まった
幼少の頃、様々な草の中で秋の草の「カゼクサ」を小さくしたような見た目が面白くて見入ってしまい、早く抜くようにと急かされたことを懐かしく思い出して微笑み、心の中でサヨウナラと呟き抜いていく。
あなたを踏みはしないけれど、踏む前に抜いてしまうという暴挙に出る私

別の場所に生えていたのなら残しておいたものを少し罪悪感にも似た気持ちを抱きつつ草取りの作業は続く。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-07-27
花の風景
独り言

スミレ

我が家の庭の至る所に
すみれが生えてくる
繁殖力は強く
花も可愛らしい
今の季節は
ツマグロヒョウモンの幼虫に
モリモリと食されている
それでも絶えないから
自然は凄いなぁと
小さなスミレの株に
いつも感心してしまう。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-07-15
花の風景


ニシキソウ

庭の草の中に這い性の草があり
小さな小判形の葉を持つ草で
調べてみれば、花言葉もある
群生している姿は遠目に見ると
綺麗なのだけど、、
庭にあると少し厄介な存在。
それでも今頃の季節になると大きく伸びて小さな花を咲かせ始める。
きっと、とても小さな種が溢れているのだろう。厄介だと思いながらも、
毎年この季節にお目にかかることを楽しみにしているのだから、わたしはこの草が好きなのだと思う。


✳︎ニシキソウ(錦草)✳︎
 花言葉 執着•密かな情熱
 トウダイグサ科 
 本州から九州に分布
 花期 7月から10月

荒地や畑などの地面を這い広がる。
楕円形の葉は対性。葉の脇に暗紅色の小花が咲く。茎の紅と葉の緑の対比を、錦に例えた。茎を切ると白い液が出る。

 ニシキソウに似た帰化植物の
 コニシキソウがある
 北米原産で、
 葉の中央に紫黒色の斑紋がある。
  (いずれも草の辞典より)



ニシキソウとコニシキソウは
一見すると似ているが、
私はニシキソウの方が葉の色が明るく、そこが可愛くて好きだ。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-07-13
花言葉
好きな草花
花の風景

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に14作品あります

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私の好きな夏の花の1つ
梅雨に咲きはじめる花の青が目を惹く
露草
雨に濡れた露草は独特の美しさを放ち
梅雨の湿り気を忘れさせて
涼を感じさせてくれる

『摘むと雨が降る』
という伝承を持つとされるこの花を
試しに摘んでみようか
“雨降り花”

花屋たんぽぽの綿毛・2024-06-02
梅雨に咲く
花の風景

秋の植物

稲科の植物で秋に実をつける草たちが
穂を揺らしている
少し前まで青かった稲も実り始め
近くの田んぼでは色づき頭を垂れている
秋の草の代表的なものはススキだと思っている
ススキの花が開きフワフワとした穂が風に揺れる様子は少しもの悲しい気持ちになる
今は気温が高めの秋だけど、昔はあの穂が揺れ始め種が風に運ばれる頃には朝晩は肌寒ささえ感じるようになるから。

ススキ
別名:尾花、茅、萱(かや)
花期:9月から11月
花言葉
 心が通じる

秋の七草の一つ
日当たりの良い草地を好む
花に白色の綿毛をつくり
風に乗せて種を散布する
なじみ深い植物で、
古くは屋根をふくための材料だった
十五夜の月見に
団子や収穫物と一緒に飾られる。
(草の辞典)

花屋たんぽぽの綿毛・17時間前
花の風景
季節

スベリヒユ

別名:ひょう、ひでり草、よっぱらい草
花言葉:いつも元気、無邪気

日当たりの良い道端など地面を這って広がる多肉植物。
黄色い花をつける。
畑では嫌われるが食べられる雑草の代表。葉を茹でるとぬめりが出る。
(草の辞典)

我が家の庭のあちこちに顔を出したかと思ったら、ひと雨でグングンと大きくなっている
雨が降らない期間が長くても多肉植物らしいプニプニとした葉をたくさん付けて元気に育っているスベリヒユ
愛らしいが、ごめんね、と
心の中で謝りながら抜いていく。
気まぐれに1、2株ほど残して花を見てみたいと思っている。
私が可愛いと思う草のひとつ。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-08-10
花の風景
独り言

ヤマアジサイ

園芸種の紫陽花は
昔から好きになれなかった
美しいと思っているのだけれど
何故か心から惹かれない、
そう思っていた。

ある時それが一変する。
いつだったかは忘れてしまったが、
ある夏の日、
母と2人で祖父母が借りていた
山の上の畑に向かう途中の道、
大木が枝葉を伸ばし昼間でも涼しい
日陰の道を歩いていた時に出会った
野生のヤマアジサイの群生地

それは運命の出会いと言ってもいいと思っている

その横を通っていた時に
香りを放つ株があることに気付いた
なんとも濃厚で上品な香り、
私はその香りに魅了されていた

園芸種のヤマアジサイとは違う
野生美とその誇り高い立ち姿
ヤマアジサイが放つ濃厚で上品で、
形容し難い香りに
心を掴まれてしまったのだ
以来、私の中では紫陽花といえば
野生のヤマアジサイだけ

心の中の風景のひとつ
懐かしいアジサイの思い出は
今日も私の心を癒してくれる


✴︎✴︎参考まで✴︎✴︎

ヤマアジサイの花言葉は
乙女の愛、切実な愛


紫陽花はもともと日本の花らしい
『紫陽花』という字も中国の別の花と混同されたらしい
元々は『集真藍』(あずさい)
紫が集まったものという読み方が訛ってアジサイになった説がもっとも有力とのこと(出典:GreenSnapから)

花屋たんぽぽの綿毛・2024-06-03
思い出
花の風景
紫陽花

私が好きな草花の1つ

キュウリグサ(胡瓜草)
花径は2、3㎜で
花の色は優しく淡い水色
勿忘草の色より薄い感じ

その草が庭の片隅で
ひっそりと咲いていた
なんでも手で揉むと
胡瓜の香りがするとか、、、
花が可哀想でできないけれど、
いつの日か香りを嗅いでみたい

花言葉は
『愛しい人への真実の愛』
(出典:草の辞典)

なんて甘い花言葉なのだろう

私の好きな草花の花言葉が
こんなに素敵な言葉だなんて
好きになって良かったと思う。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-05-11
独り言
花の風景

 

曼珠沙華
別名、彼岸花

あの世とこの世が近くなる
彼岸の頃に咲くから
彼岸花と呼ばれると
むかし聞いた覚えがある

人によっては
忌み嫌う花ではあるけれど、
私はあの花が好き
白い花もあるけれど
赤い花の方が美しいと思う

私は彼岸花という名前より
サンスクリット語の
曼珠沙華という
呼び名が好き
自分の好きな名前で
呼べるなんて
本当に素敵な花だと思う

花屋たんぽぽの綿毛・2024-05-07
花の風景

次々と咲いていく
季節の花々たち
今日も風に吹かれて
揺れて
空に向かって
または
奥ゆかしく
少し俯きはにかんで
彩りを競い合う

その鮮やかさに
蜂や蝶たちが舞って
舞踏会の始まりを知らせる

花屋たんぽぽの綿毛・2024-05-03
花の風景

花の嵐よ
吹き荒れ舞えよ華やかに
生命の力強さを見せつけて
舞い散れ花吹雪

淡い花は幻と消え
鮮やかな緑を纏い色を増す
照りつける日差しに輝く
濃緑の葉は
その樹の下で休むものに
涼を与え日差しを遮り守る

雨の嵐が過ぎたあと
紅く色づき艶やかな衣をまとう
その姿は見るものを惹きつける
脱いだ衣を足下に静かに眠る
息を潜めて

細い枝先に
白い綿衣を掛けられたその姿を
知ることはなく
けれど静かに春の舞台の
支度を整える
艶やかに舞うために。

花屋たんぽぽの綿毛・2024-04-10
四季
花の風景

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