#蝕む

クラゲは、
海の月と書く。

海の中で煌めき、
人を惹き付け魅了する
“月”

だけれども綺麗だと言って
触れようものならば
その“月”は
あなたを蝕むでしょう

君の優しさは

僕を蝕む

毒でした＿。

君に向ける恋心が

僕自身を蝕んでいく｡


いつか僕の心がなくなるのか?

君のことで心の中はいっぱいだ｡

生きたいと願う人が死んで行く。
この世界は、とても残酷だ。

その中であたしは、死にたいと思ってしまった、病魔に体を蝕まれるだけのただの生き残り。

"好きだよ"

"かわいい"

君の為の言葉だったはずなのに

私の心を蝕んでいるのは

本当に辛さだけなの？

「生きるって、結局何なの」


これをポソリと呟いたあの子。


このたった一言は
僕が理解するまでに
僕の心をじりじりと蝕み、侵食した。


息をしていればいいのか
足が鎖に繋がれていなければいいのか
笑っていられればいいのか



僕は、なんで生きてる



また、そこに理由はいるのか
また、それは問うべきものなのか

目をとじても

耳を塞いでも

心の奥底が蝕んでいて

僕はずっと

過去に縛られたままだ。

深く深くついた傷を

どう癒そうかと考えていたら

ぐちゅっと膿がでてきて

彼女を蝕んでいきましたとさ

めでたし めでたし

みんなこと▒▒▒▒▒▒▒▒▒


信じてみるよ＿＿＿▒

言葉は時にナイフになる。

普通のナイフより何倍も鋭く

人の心をごっそり抉り取り

そして抉り取られた人間は

心と身体までもが蝕んでいく。

だから、言葉には気を付けて

ってあれほど言ったのに＿＿。

「煙草はやめなよ。
自分の健康と愛する人の為にね。」

薬指の消えない光が、目の前を攫う。

水平線は今にも縁から
溢れてしまいそうだった。

影が離れ、一人になった砂浜に
薄く煙が立ち上る。

あなたの隣にいるために、
必死で覚えた煙の味は、
あとは俺を蝕んでいくだけ。

た 愛 愛
だ さ し
そ れ 方
こ 方 が
に が 解
あ 解 り
る り ま
僕 感 ま せ
を 情 せ ん
蝕 が ん
ん
で
い
く
の
で
す

大丈夫よ

大丈夫

そう、大丈夫なのよ

そうやってピエロは自分に呪いをかける

大丈夫

大丈夫

大丈夫

大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫…

大丈夫

この言葉がどれほど心を蝕むのかも知らずに…

恋は私を


蝕んで。


叶わないなら
『もういっそ』