#言い出せない

誰よりも大切だった

言い出せなかった

こんなに好きなのに…

見上げた夜空
煌めきの中で
笑っていたあの夏の君

あれっきり会えなくて
もう一度だけでも
一緒に過ごしたかった

言いたくても
言い出せなかった"好き"

巡り来たこの夏に
伝えたいのに

花火みたいに
もう遠い存在に思えて

君へ好きと恋伝う心を乗せて

僕の月舟 風を孕んで銀河を渡る

掌から零れた砂の数ほど

涙の雫に溢れたなら

君への想いは海に置いてゆく

さよならは言い出せないから

微炭酸のソーダ水みたいな私の小さな恋

シュワシュワと小さな音で弾けてる

好きです、なんて言い出せないのに

あの春に花びらに込めた“好き”

花時雨に舞って水に流れて

想いの蕾は増えて 華が揺れて

花時に 言い出せないままの恋

君のための

　　　　言い訳は

　私のための　
　
　　　　逃げ口なんだ。

言いたかったのに
言い出せなかった

あなたへの想いは

いつまでも

色褪せることもなくて

あたり前を壊して、


突然その日はやってきた。







わかってたはずなのに＿。

俺を許してくれる人なのか






どうかわからないし、




聞きづらい

『あなたが好きだよ 』って
言えたなら
どんなふたりに会えるかな？

君に好きって言い出せなくて
ましてや愛してるなんて言えない
好きなんて言ったら
儚く消え去るんだろう
乙女心は永遠だよ
君の側で笑っているだけでいい
本当に心寄せている人には
本音を言えないでいる
それでいいんだ
いいんだ、それで
消えてしまうより
終わってしまうより
ただ、側で笑っていたい…

"好きです" なんて伝えたら

君が離れて行く気がして。



"もしも" が怖かった私は

そっと口を閉じた＿＿＿。

あの子なら私のこと受け入れてくれる。分かってる。分かってるけど、言い出す勇気がなくて。あの子は今も勘違いしたまま、最近どう？と聞いてくる。ごめんね