R・2020-07-20
1人でも多くの命を救うために
言の葉の結び
摘まれてしまった蕾は
どんな花を咲かせただろうか
"失っていい命なんて一つもない"
誰もが繰り返し言うけれど、どうして人々は、口癖のようにそう言い続けるのでしょう
自殺する人がいるとして、その人が死を望むならば叶えてやればいい
死を望むほど追い込んだ人が、自らの過去を変えることが出来れば、その人は死を切望する未来を歩むことは無かったかもしれない
私が好きだった人は
秘めた私の想いに一切気づくことなく
目の前で愛し合える人と結ばれました
大好きだったよ。誰よりも大切な私の親友
大切な人の永遠の幸せを願う
なんて、綺麗事かもしれないけど
生きたいと願う人に命は与えられず
死を望む人が長く命の灯火をともす世界は
…狂っていると、私は思う
どんなに美しい花弁でも
いつかは必ず朽ち果て、憐れみを穿たれる
だから私は、最高に美しい"今"のまま
この世に別れを告げるの
全てを放ってこの世に別れを告げられたら
どれだけ楽だろう
どれだけ幸せだろう
けれど、心が弱すぎるあまり
未練を残したまま去ることを躊躇っている
本当に優しい子は、自分が傷ついている姿を見せない
だって"優しい"から
自分よりも他の誰かを優先してしまうから
自分が心配されることを恐れているから
優しい子は、実は自分に"優しくない"
私が欲しかったのは
『大丈夫?』
の一言ではなく
『頑張ったね。もう休んでいいよ』
という言葉だけだった
才能が欲しかった
けれど神様は私に与えてくれなかった
なら代わりに
私に、努力する力をください
いつか、胸を張って『生きてる』と言いたい
『死んでない』だけの私だから
包丁を手に取った
本気で死にたいと思った
切れ味がどのくらいか知りたかった
それを、大好きな人に見られた
人があれほど動揺する姿を見た事がなくて
足が痙攣して、力が入らなくて私に抱きかかって
顔を歪ませ、あの子は泣きじゃくった
私が幾度も繰り返した言葉を何度も反芻しながら
もうやめて、もう嫌だと
誰かに認められた気がした
受容された気がした
暫くはまだ、ここで息をしていたいと思った
私はINFPです。
孤独は嫌いですが、一人は好きです。
大人数でいるのは少し苦手ですが、騒がしいのは好きです。
人に素を出せるようになるまで時間がかかります。
素を出せる相手には依存します。
仲の良い人と一緒にいるとうるさいです。
仲の良い人がいないと突然静かになります。
仲が良ければ良いほど毒舌です。
初対面の人と接する時は究極に猫を被ります。
人から嫌われることが怖いです。
嫌われているかもと思うと苦しくて頭がいっぱいになります。
嫌いな人はとことん嫌いです。
好きな人には限りなく尽くします。
交友関係は狭く深くを好みます。
浅く広くはとても考えられません。
求めているのは絶対的な調和です。
喧嘩なんて滅べばいいのにと思っています。
未来への不安はあまりありません。
意外となんとかなると信じているからです。
自分の幸せは要りません。
好きな人が笑顔でいてくれる世界を望んでいます。
人前では泣きません。
一人の時に虚無を抱えながら涙を流します。
私は私です。
弱いくせに、心の病みを見せたくなくて、ただ不器用なだけです。
とある蕾は、傍にいる大輪の花へ問うた。
『貴女はどうして、そんなにも凛々しく美しい姿なのか』と。
花は聞き返した。
『どうしてそんなことを聞くのか』と。
蕾は揺らぎながら答えた。
『私は貴女の様にはなれそうもない。だってこの蕾の内側には、儚い花弁も、鮮やかな色味も、強かな葉も、何一つ持ち合わせてはいないのだから』と。
花はその言葉を聞いてささめいた。
『それならば私は、君の様にはなれないだろう』と。
そして続けた。
『私とて、原初よりこの姿だったのではない。もしも君が、私を越え、この花畑に蹂躙する一輪の華になりたいのなら、他の花達を切り捨ててでも、あらゆる養分を搾取し尽くせば良いのだよ』
蕾は憂慮した。
『そんなことをしてしまえば、貴女すらも枯れてしまうでしょう』と。
花はふわりと綻んだ。
『私は永遠にも近い年月、この花畑に座していた。今更咲き続ける理由も未練も無いのだよ』
花がそよ風に靡くと、静かに一枚の花弁がほろりと零れた。
花は潺潺と問うた。
『蕾よ。君は一体、どうなりたいんだい』と。
蕾は粛然と答えた。
『私は咲きたい。華のように』と。
花は静かに揺らめくと、嘯いた。
『ならば、私が君を咲かせてやろう』
その日、花が零した花弁は蕾のものになった。
或る日、凛々しく美しい花は枯れ果てて朽ちた。
或る日、朽ちた花に育てられた蕾は、誰よりも奇麗な花弁と共に花畑に咲いた。
或る日、とある華は問われた。
『貴女はどうして、そんなにも凛々しく美しい姿なのか』と。
死にたいんじゃなくて消えたいんだ
誰の記憶にも残らず、自分の存在ごと無かったことにしてほしい
でも、消えるなんて贅沢だって
希うことすら許されないのなら
死ぬだけで、全てを終わらせてください