#誰かのための詩

生きてるだけで､偉いわけないけど

「生きてる」って事は､凄い事だから


苦しみながらも､生きてるキミは

強いと呼ぶに値する人間

あなたはあなたのままで

元気になれる

鈍感になれなんて

無理な話

心地良いことを探そう、そこに行こう

あなたになら見つけられる

どうして

大事なことは

そばにいると

気づけないのだろう


“無償の愛”

その意味でさえも

遠くまで離れて､はじめて知る。

誰が知るのですか__
僕は僕です

怒りや悲しみの感情は
ない方がいいと思っていた

腹立たしいことがあっても
ありがとうと言い
その出来事を許しなさい

そうすれば幸せがやってくる

そういうような事が書いてある本が
一時期たくさん出回っていた

少女の私は
すがる思いで
素直にその通りにした

そうしたら
心が壊れた

腹立たしい時は
大いに怒って

悲しい時は
ちゃんと泣いて

その時々の感情を
出した方が良い

その方がずっと
人間らしいと

今は本当にそう思う

失敗してもいい。
同じ過ちを繰り返さなければ。

失敗を見ないふりして
文句を言うだけなら
何も変わらないけれど。

失敗に気が付いて
ひとつひとつ
直していけるなら、
大丈夫なんだよ。

静かに沈む夕日。
波の音がする。

私はずっと貴方を待っている。

けど、貴方って誰？

恋人のこと？

家族？

友達？

きっと違うね。

ならワタシは、


"誰" を待っているのかな。


逃げ出したワタシは、

誰かも分からぬ人を待って

今日も砂浜で1人佇む。

ああ、綺麗な景色。

もう二度と会えない誰かに、

私は別れを告げて

青暗いその地へと堕ちていった。

キラキラした世界を
受け入れられずにいた

そんなわけないでしょって
そっちの世界にいる人はいいねって

自分にはまるで縁のない世界だと思っていた

青春は
眩しいだけじゃない
痛々しくて脆い刹那

だけど大人になって思う

泥の中にいるように感じていた時間でも
惨めでも何でも
その時間は輝きを秘めていた

自分を否定し続けていても
楽しいだけを味わった
人を表面だけで判断して
見下すような人たちよりずっと
賢くてまともな大人になれると思う

大切なことを
見落とさないように

目に見えないものを
見ようとすること

全てわかった気にならないで

言葉で説明できないことの方が
多いことだってあるのだ

周りの人の行動
イライラしていたり
クスクス笑っていたり
避けられていると感じたり
それら全てが
自分に対するものだと
瞬時に思ってしまう。

それが事実だとは
証明できないのに。

そういうところが
自分で自分を差別している
ってことなのかも。

人より劣っている。

この気持ちは相変わらず消えない。

自分は普通じゃないって気持ちも。

だけど

昔よりはずっと

前に進んでいるよ、

私だけのペースで。

この調子でいい、

少しずつ進もう。

誰に何と言われても。

一日で
ひとつでも出来たことがあるなら
上出来じゃないか
ゆっくり休むことも必要なんだよ
たまにはダラダラしよう

前は一日何してたんだろう…と
罪悪感を抱くこともあったけど
段々とそう考えられるようになってきた

それも前進だよね

無理しないでいこう

どこへ行っても
輝ける人はいるけれど

どこへ行っても
冴えない僕は

時間をかけて
輝きを増す

誰がなんと言おうと

私は私だと

堂々としていたい

諦めと希望の光を浴びて

テストで赤点を取る「これは悪い夢だ」
期待して頬をつねる
痛みで現実だと思い知らされる
天才だと思っていた
自分が天才ではないという現実を突きつけられて
まっすぐ帰宅できずに夜の街をうろついたあの日
部屋にこもり自分は天才だと証明したくて
遊ぶ時間さえも勉強に使う毎日
時間をいくら削っても足りなくて
先生に「努力が足りない」と言われた
「はいそうですね」としか言えない自分が嫌い
どれだけやれば結果が出るのか分からなくて
深夜になると一人で泣いたあの日
自分が天才ではないことを
認めてしまえば楽にはなれる
認めることで大切なものを
失う気がして認められずにいる
リビングの扉を閉めるとき聞こえた
母親の「頑張れ」というつぶやきに
涙がこぼれて机へと向かい頑張ろうと誓った
本の中でアインシュタインが
「天才とは努力する凡才のことである」
と言っていた
自分は天才だと証明する