皐月の人・19時間前
母の日
由来
諸説あります
母の日が始まった由来は諸説ありますが、広く知られているのはアメリカを発祥とする説です。有名な母の日の由来をご紹介します。
1907年、アメリカ人のアンナ・ジャービスという女性が、亡くなった母親を追悼するために、フィラデルフィアの教会で母親を偲ぶ会を開きます。この時に、アンナは母親が好きだった白いカーネーションを参列者に配りました。
これをきっかけに、母を敬う機会を作ろうという運動がアメリカ中に広がり、1910年にはウェストバージニア州知事が「5月第2日曜日を母の日とする」と宣言。1914年にはアメリカ議会で、正式に母の日が制定されます。
この時、アンナが白いカーネーションを渡したことから、カーネーションが母の日のシンボルとなったのです。やがて、白いカーネーションは「亡くなった母親への花」、赤いカーネーションは「生きている母親への花」として贈られるようになりました。
また、アメリカ発祥の説以外にも、古代ローマやギリシャの女神に感謝するお祭りが起源とする説もあります。