ハルユー・1日前
踊り疲れても
巡る季節を
この身に纏い
時代に染められ
抗いながら
赤い涙をちりばめてゆく
時の踊り子
留まることも許されず
声をあげ思いを告げることも
許されぬ
ただ
朽ちてゆく 色褪せてゆく
でもせめて
心の中にだったひとつ
愛しさという小さな灯り
消さないように手のひらの中
護りながらおどり続ける
星の瞬きほどの一生
そう思えば
この舞台で展開されるSTORY
人任せなんかにしてられない
踊るのも踊らされるのも
シナリオどおりならば
自分で決めなきゃ…
時はあっという間に過ぎ行く
キミならばどう踊る
たとえ疲れ果てたと嘆いても
舞台は幕をひかない
キミ自身が幕をおろすまで…