#躓（つまず）く

「若い頃に挫折してた方がいい」


それが母の教え。


「たくさん挫折しなさい」


これが母の口癖。




転ばぬ先の杖で、誰かに守られ続けて


自分ひとりで戦うことを知らぬまま、社会に出た人間は



跨ぐことを知らず、小さな石に躓いて

「もうだめだ」と諦める



例えれば、仕事をすぐに辞める人間



初めて守られない環境に出て

少し躓いたくらいで諦める



そんなのださいだろう。


もう子どもじゃないし、守ってくれる人は居ない



挫折経験がどんなに大事なことか、

周りの人間見てりゃ分かる



挫折した人は強い、誰よりも



少し転んでもこのくらい大丈夫って、立ち上がることを諦めないから




だから、俺含め今辛い人に言いたいことがひとつだけ



たくさん辛い思いしてください


勿論死なない程度に。


その辛い思いに感謝する時が来る


俺が保証しよう



躓いてもいいんだよ、転んでもいいんだよ


ただ諦めないで欲しい。


転んだら立ち上がって


もし自分で立ち上がれない時は人の手を差し伸べてもらって

それを強く掴んで離さないで。



挫折した分、もしくはそれ以上に守られる日が来る




辛くて仕方ないかもしれないけど


辛い思いをさせてくる相手が憎いかもしれないけど


因果応報。



同じ分返って来るから




それを目にしない人も居るだろう




影で辛い思いをしてるかもしれないし、

言わないだけかもしれない



必ずどこかで苦しい思いをしてるから



君は今のうちにたくさん苦しんで

強くなって

いつか守られる人になってください