#身の程知らずな願いを神様へ

綺麗な景色を前に

もう十分なはずなのに

君が隣にいたらとか

叶わない願いを呟いて

人は強がりでした。

自分のことを好きになれず

愛を信じることを拒みました。



人は嘘吐きでした。

"助けて"を"大丈夫"と偽り

一人で苦しみ続けました。



人は寂しがり屋でした。

一人では何も行動出来ず

人とズレる事を恐れました。



人は不完全でした。

完璧を作るために陰で泣き

笑顔だけを魅せました。



人は愚か者でした。

自分自身の価値を自分で決め

要らないと決めつけは空を飛びました。



そんな世界を創った神は

平等を謳い世界を作ったのでしょう

それが間違いだと知らずに＿

嘘で毒された愛を謳えば

たった一つの願いが叶う気がして＿

零れ落ちる藍を謡い

掬いたい心をのがしては

僕等は神に不幸を叫ぶ

身の程知らずの願いの罰だとも知らずに

僕は神に幸福を願った

けれど神は僕に不幸をもたらした

僕の

身の程知らずな願いをした罰だったと知らずに

君が俺を嫌いと言うのなら

俺は君を一生好きでいる


君が忘れてくれと言うのなら

絶対に俺は忘れない


君が大丈夫と言うのなら

俺はずっと寄り添うさ


捻くれ者な君へ贈る愛の便り

一生君を愛し続けると誓います.

誰かに愛されたいと願った僕は

その身に罰を背負い

君を想いながら堕ちていく