叶恵(かなえ)・2022-10-21
心に浮かぶのは
轍
誰かが先につけた轍
辿ってゆけば
迷わない
それでも
道なき道を
歩いてゆくの
それが僕の生き方
こんなに強い自分がいる事に
気付いのは、この道が誰でもない
自分で選んだ道だから
しがらみの中をかき分けて進め
傷だらけの両手がいつの日か
輝いて見えるまで
開いたとびら通り抜けても
それじゃ強くなれやしないよ
閉じたとびらタタキ潰して
ゆこう君の未来の方へ
誰かが踏みならした雪の上
人の気配が混ざり合う
道しるべなんてないけれど
目的地なんてないけれど
重荷下ろして進んだ先に
待っていたのは誰だった
涙していたって、苦しくたって
離れていたって、忘れないで
いつになったって
どこにいたって
一人きりじゃない。
開いた扉 通り抜けても
それじゃ 強くなれやしないよ
閉じた扉 叩き潰して
行こう 君の未来の方へ
そんな時は僕のところへおいで
歌を唄ってあげよ
涙かれたその後にだけ見える光
明日を照らす