#透明な傷跡

愛されたいと願いながら

愛される条件を自分に

貼り付けていたのは自分だった

誰にも見えない

透明な傷跡

誰が癒やしてくれるのか。

いつまで経ってもこの傷は癒そうになくて。

風に揺れる名も知らぬ道草に
　　　　 ﾐ ﾗ ｲ
僕の 「 明　日 」 を語る

　　　 ｱｽ
「僕の明日が、
僕に優しくありますように」と＿

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# 透明な傷跡

透明な傷、誰にも見えず、血も出ない

だけれど痛み、二度と癒えない

心から

血が止まらなくなれば

張り裂けそうな胸の痛みも

甘えだ､なんて言われずに

苦しみが目に見えて

相手へ伝わるのにね

あの日、なにげなく言われた一言
それが私の頭になんどもよぎる
心が痛くなる
悪気がないからもっとつらい。
見えない傷が1番心にくるんだ。

あなたになら
つけられたい

あなたが居た証

いつものように事務所で音楽を聴いてたら店長に
「一途に人のこと好きになったことあるか？」って聞かれた

とっさに「いや…笑」って答えたけど、
すごくもどかしい気持ちになった

本当は胸を張ってあなただよって言いたかったのに

自分でも忘れてしまっていた過去の傷。

ふとした時に蘇り、心を蝕む過去の傷。

人に言われて、初めて気付く過去の傷。


私は

あと何百回、

傷跡を増やしていくのだろう。

あと何百回、

人に傷跡を残していくのだろう。




過去の傷に気付いた時、

ちゃんと受け止められること。


それこそが、

私の描くなりたい私。

見たいものだけ見て
知りたいものだけ知る
そんな世界が
この世に存在するなら
もっと上手に呼吸できたのに

色々あったね
辛かったね
波乱万丈じゃん
すごい過去だね
言われるたびに
惨めになった

今もまだ消えてないんだよ
今もまだ癒えてないんだよ

つけられた傷は
裂けて広がっていく
それを人は
弱虫って言うの