#遅かった

好きって気づいたのは


君が私から


離れていった後でした＿＿

君への気持ちが


恋だと気づくのが


私は少し遅かったみたい＿

今頃気付いたんだ


君と居る時間が

何よりも大切なんだって。

＂私は大丈夫だよ＂


＂ごめん。もっと頑張るから＂


そう言って自分を


追い込んでしまっていた。




次第に


もうどうでもよくなって


自分を封印して


誰に対しても


仮面を付けて過ごして


気づいたときには


遅かったんだ。




もう前なんか見えない、


どこが上なのかも


わからないくらい


闇に浸かっていたんだ＿

下を見ないと

何かにつまづくし

上を見ないと

涙がこぼれてしまうし

矛盾する世の中で横を見たら

貴方がいた

でも遅かったみたい

もうちょいでさようならだね。

ここから見る貴方は、
私の大好きだった
"笑顔"で輝いてる。

今はもう叶わない。
何もかも、遅かったんだ。
"後悔"しても、空からは何も出来ない。
ただあなたを見守っているだけ。

もっとはやくに気づけなかったの…？

君のことが好き。


でも


気づくのが、少し遅かったみたい。

この気持ちに気づいた時には
もう遅かった

君が泣いてからじゃ

遅かったんだ

君との距離を少しでも縮めたくて＿＿＿


































































流れ星に願いを込めた､､､

あの時君の隣の席になったのが

〝あのコ〟じゃなくて〝私〟

だったら＿＿

今頃君の隣にいるのは

〝あのコ〟じゃなくて〝私〟

だったのかな＿＿
















まあ、今更だけど＿＿

何となく、分かるの、


もう、『 手遅れ 』なんだなって＿。

鳴らないスマホを横目に見ながら呟いた

"メリークリスマス"

誰の所にも届かず静かに空気に溶けていった

この空気がいつか

貴方の所に流れていくことを願って

"好きだよ" 　"好きだったよ"と苦笑いした

この空気が貴方の所に着く頃には

今より少しでも前向きになれたらいいな

「桜さん、好きです。

僕と付き合ってくれませんか。」

彼は確かにそう言った

私はカラカラになった喉から

声を絞り出した

「ごめんなさい。

先輩はちょっと遅かったんです。

もう少し早ければ……」

なんでそんなことを言ったのか、

その後何を話したか、

ほとんど覚えてないけれど















別れ際に見せた、

彼の消え入りそうな笑顔は

まだ私を見つめている