今日、あの人と最後に会えた。
変わった髪型に「いいじゃん。明るくなったね。」って言ってくれた。
最後のわがままで、『今日で私と会うの、最後ですか?』なんてわざとらしく言ってみた。
そしたら、こっち向いて
「そうだよ?なに、知らなかったの?ひどいなー。」なんて笑ってた。
あぁ。やっぱり。
貴方は最後な事知ってた。
『今まで、ありがとうございました。』
そう言うことがどれだけ辛く、どれだけ怖く、どれだけ泣きそうになったか。
それでも貴方は、まるでいつもみたいに。
「〇〇さ、帰ってきたら俺よりえらくなってたりして。」
......大丈夫ですよ。貴方が冬に帰ってくる頃。
私は........、もうここには、...いませんから。
だから、.....本心に最後なんです。
『もしかしたら、いなくなってたりして。』
言わないつもりだった。
言っちゃいけないと思ってた。
でも、貴方はまた私に会う気で一杯だったから。
今言わないと、後悔すると思ったから。
「もしいなくなるんだったら、ちゃんと連絡してよ。会えないかもしれないけど、ちゃんとわかってたいからさ。」
......優しいんですね。完全に予想していなかった答えでした。ただ、嬉しかった。
やっぱり私は貴方が好きだ。
言葉にはできないこの想いを、どうかどんな形でもいいから伝わればよかったのにな....。
「あ。写真、今度ホームページかなんかに載せるって言われてさ、取ってよ。俺の写真。」
『え?私でいいんですか?』
「最後なんだからカッコよく撮ってよー?」
パネル越しに、例え私に向けられたものでなくても、
満面の笑みで笑っている貴方を最後に見れて、まるで、
最初で最後の彼女気分。なんて。
『こんなんでいいですか?』
「ん。なんでもいいんだ。撮ってくれれば。」
『えー、なんでもよくないですよ!ホームページですよ?』
「いーのいーの。」
わざと、撮らせてくれたのかな。
今になってふと思うけど、もしかしたら、なんでも敏感にキャッチできる貴方は、隠すのが下手な私のこの想いを...少しだけ気づいてくれていたのかもしれない。
もし、気づいた上で一枚写真を撮らせてくれたなら。
貴方はなんてずるい人なんだろう。
先輩。勉強、頑張ってくださいね、
先輩。奥さんとお子さんを大切にしてあげてください。
....中途半端で、弱い後輩でごめんなさい。
....貴方の引き継ぎも、期待も、全て糸を切ったかのようにできなくてごめんなさい。
とても素敵な恋をありがとうございました。
本当に大好きでした。
忘れられない恋をしました。
私が好きになったのは、紛れもなく貴方でした。
例え既婚者でも、子供がいても、好きなものは好きなんです。
それでも辛いことばかりじゃなくて、幸せな気持ちにもなれるし楽しい気持ちにもなれるし、人に対して真っ直ぐなれると感じました。
恋の終わりぐらいはっきりさせたかったけど、
これが私なりの終わらせ方。
三年の片想い。
今、全ての糸を回収し終えました。
大好きです。
そして、さようなら。