#閉鎖病棟

希死念慮が迫ると入院、状態が元に戻ると退院を繰り返していた　入院するときは違法な薬物を持っていないか、ベルトや紐状のもの、カッターナイフや刃物を所持していないか、看護師に全てチェックされ　閉鎖病棟へ匿われる、身を保障するというか、一時しのぎで鍵の掛かる保護室へ　自由は奪われるものの　安堵感「あ～これで抵抗できない　死なずに済んだ」と自分を追い詰めていたものを解放できた　とりあえず強い睡眠導入剤と安定剤を打たれ塀の中で爆睡するのだ

　私が希死念慮で、精神科の閉鎖病棟、保護室へ匿われた当時はまだ、便器剥き出しの檻、拘置所や刑務所のような鉄格子だった

世間には偏見も蔓延り、環境は今一つ、更なる昔に、宇都宮事件という、閉鎖病棟での

看護師が患者を、階段から突き落とし、死なせた事件があった。

それから病院監査が厳しくなり、その鉄格子も今や

外から鍵はかかるものの、監視カメラが付き、ちゃんとした病室、はるかに環境が改善、整備された

最近はどうだろう
賑わう駅周辺には、心のクリニックなど心療内科が増え、以前に比べ心の病に向き合いやすく変化してきた

企業などには産業医といい、ストレスを抱えた従業員の心のケア、未然に自殺防止などの対策が取られている

時代の流れと共に、その偏見とやらを打ち砕いて欲しい

退院しました。

閉鎖病棟2回目。
看護師さんも馴染みの顔で
落ち着いて過ごせました。

精神科にかかってる患者は普通じゃない。
違う。
みんな、普通のフリしてるだけだよ
そうじゃないと生きられないから。

叫んでる人もいる
独り言が激しい人もいる
落ち着かないで徘徊してる人もいる

中には、きっと助けて欲しくても
SOSを出せない人もいる。
私が、そうだった。

朗らかにしていないと。
笑っていないと。
病院ですが、そんな想いも秘めていました。
迷惑をかけるのが嫌でした。

普通とは一体なんでしょうか？
異常とは？

一括りで決めつけないで。
皆人間なんだから。

赤い雫がひとつ

赤い雫がふたつ

よかった

オレの中から要らないものが出ていってくれてる

正方形に切り取られた八月を

柔らかい白に包まれて見ていた

2月4日から精神科の閉鎖病棟に入院してます
今は外泊中です
まだいつ退院できるか分からないけどはやく退院できるといいな
体調は前に比べたら良くなってると思う
気持ちもだいぶ前向きになったかな
あともう少しメンタル強くなれたらいいな
頑張ろう 変わりたい 将来のために 自分のために