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#雅也sideも書くかも()

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全1作品・









超絶短編小説(

【神様に愛された片翼の天使】










「俺さ、死のうと思ってるんだよね。」





「は?」





放課後の帰り道。





いつもより少し硬い笑みが


夕日に照らされる。





「まじ?」





「まじ。」





「ふーん。へー。そっか。」





適当に返事をしてから


先を歩くマサの腕を引っ張る。





小麦色の肌を思い切り抓ると


痛ってぇ、と涙目で睨んできた。





「何すんだよ!?」





「お前が死なねーって言うまで


やり続けてやる。」





「はぁぁぁあ!?


意味分かんねーよ!!」





グッともう一度力を入れると


五月蝿かった口をきゅっと結び、


痛みに顔を歪める。





「痛っ!?


お、おい、アキ...。」





抵抗しようとしたマサの声が


中途半端に消えた。





視界がぼやけて、目の前のマサが滲む。





「ア、アキ?


なんで泣いてんだよ。」





マサの腕から手を離して


目元を強引に拭こうとすると


今度はマサに腕を掴まれた。





「おい、なんで泣いてんのか


聞いてんだけど。」





「お前が、死ぬだなんて、


言うから、だろ。」





声が震えて上手く言葉にならないが


意味はちゃんとマサに伝わったようで


目を大きく開き、


気まずそうに首の裏を撫でる。





「わか、わーった。わーったよ。


死なない。死にません。」





「よし、言ったな。」





ニヤッと為て遣ったりの笑みを


見せつけるとマサは今置かれた状況を


理解したようで真っ赤に顔を染めて


俺の胸をポカポカと叩いてくる。





「てめぇ、騙したな!?」





「勝手に騙されたんだろーが。」





「ふざけんな、馬鹿緋輝(あきら)!!」





「うっせ、阿呆雅也(まさや)。」










𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃










あの会話から一週間後、


マサは空に飛んでった。





嘘つき。嘘つき。嘘つき。





死なないって言った癖に。





俺も母さんも父さんもクラスメイトも


みんな泣いてるっていうのに


マサだけが穏やかに笑ってる。





それが酷く俺を苛立たせる。





「悪い、ちょっと外の空気


吸ってくる。」





隣に座っていた母さんに一言告げて


葬式場を後にした。





空は泣いていた。





神様もマサのこと好きだったんだな


なんて柄にも無いことを考えた。





今なら泣いてもいい気がした。





神様もマサも、


今俺が泣いても赦してくれっかな。





頭に巻いていた包帯が


濡れて気持ち悪い。





頬に貼ったガーゼが剥がれかける。





「一緒に死んであげられなくて


ごめんな。」





灰色の空を見上げると


温かい雨が涙腺を濡らした。










_Fin.

檸薇 椏霧・15時間前
神様に愛された片翼の天使
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飽和したあの日に酔いしれて

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