閖紗莱・2022-01-03
青い悪魔の口笛
彷徨い歩いた秘境の彼方
辿り着く先には必ず貴方
葉巻の甘き香りに誘われ
辿り着いた魔女の住処は
曇りの片隅響く音色
闇夜に煌めいた星屑
並ばぬ背丈に揃わぬ歩幅
叶わぬ夢は制裁の晒しで
風に流れる契約の旋律
波紋の広がりは悪夢か
出逢いは迷宮の奥深く
遠のく意識を苛む呪い
草原に森に砂漠へと旅した先に
待ち構えるのは非難の目ばかり
更新されぬ記録と秒針
この世に存在しない灯
手にした悪夢は幸せの兆し
ふたりを裁くは光か世界か
魔に魅入られ契りを立てる
世界がほんの少し黒に染る
脳裏を過る懐かしの唄歌
抱えた一番星は心の欠片
腐敗した身体に盃
聖水を浴びて乾杯