#風が吹き渡る街より

キミと２人笑顔で過ごせた日々｡



そっと心の中にしまって、

私だけの宝物にしよう。

いつか訪れる

『終わり』が嫌で、

『始まり』の一歩を

踏み出せない。

いつだって、




君の隣にいるのは私が良い。

雨音が響いていますね

見上げた夜空には、
無数の星が瞬いていた｡


どれだけ心の距離が離れていても

同じ星を見て繋がっているから＿＿＿＿


でも、それで満足できるほど

私もう子供じゃないの。

一度手を離してしまったら



再び結ばれることのない呪いが

私にかかっているのだろうか

どれだけ辛くても、

空を見上げて笑おう。


くだらないかもしれないけれど、


それが私なりの決意だから。

夜空に輝く月に

どれだけ手を伸ばしても、


今の私には届かなかった｡

ある日風は変わり
心を乱していく

見える景色は変わり
夢はもう見えない

はかなく薄れてゆく
誰の目にも映らない

わたしを誰も知らない
誰にも見えはしない
　　　　　　　　かほ

ふと見上げた空には、

雲が漂っていた


私の想いを乗せて

あの人の元へ届けてはくれないか

あの人の影を

遠くから眺めることしか

私にはできなかった。


話しかける勇気も、

近付く勇気すらないんだから。

想いは、

いつまでも消えないまま｡


だから、

消さずにそっと思い出に。

いつか、


未来でこの恋を

笑顔で語れるような…思い出に｡