#魂の記憶

どんな形でもいい。

来世でも、貴方に出逢いたい。

きょうはウソツキの日だね！
え？？あたし彼氏が出来ましたー💖💖
とでも言えばいいのか？？




貴女を誰よりも愛しています｡
たとえ冗談でも､
嫌いになったなんて言いたくない｡
貴女の気を引くための駆け引きさえも
あたしはあたし自身に禁じている｡
ほんの気軽に､
好きな人ができましたー✨✨✨
(((しばらく勿体を付けたあと)))
→→→それは貴女です､
くらいのものでも､あたしにはムリ｡




あたしの恋愛感情の背後には
現代人にはほとんど想像もできないような
貴女への強烈な忠誠心があって




どんな結末を迎えてもいいから
忠実であることだけはやめられないし
どんな状況に置かれたとしても
二心を抱くことなど絶対にできない




この世の生は仮初のもので
この世での出来事はすべて幻影､
そうして
ほんの一部､
ほんの一部分だけ､
この世界から去った後も
魂には残る記憶｡




そのことを既に知ってしまっているから､
幻影に過ぎない地上のあれこれには興味を向けず
あたしにとって
この世での唯一の実在である
貴女だけを見ている｡




♡




太陽系には
いくつの惑星があるのかな？？
地球に住んでいても
それを正確に知ることはできない｡
もしかしたら､観測するたび
惑星も衛星も勝手に増えているかもね？？！？




でもね､
太陽系の外から見れば
存在するのは太陽だけなんだ｡
宇宙空間に向けて
自分自身を直接､表象できるのは
太陽だけ｡




太陽系には
いわゆる水金地火木土天海冥､
ほかにも小さな惑星はたくさんあって
数など誰にも数え切れない｡
だけど､それらの星々は
『太陽が見た夢』なんだ｡




太陽系の外にはそれらは存在できず
すなわち､
太陽系の外の星々から見れば
太陽だけが実在する




太陽は夢を見ていて､
太陽の見た夢がひとつひとつ､
惑星として受肉している｡
太陽が見た夢のひとつが地球であり､
太陽の見た夢として結晶化した地球の､
そのまた夢としての人類､この世｡




深い深い夢見のなかに
あたしたちはいて､
それがこの世であり､
それがいわゆる“現実世界”──────｡




♡




何の話をしているのかな？
つまりね､あたしがこの世を去るとき
この世のほとんどすべての記憶を忘却し､
たったひとつ､貴女のことだけが記憶に残る｡
脳内の記憶ではなく､魂の記憶｡




脳はただの物質だから
身体が死を迎えれば消失するし
当然､中身の記憶もいっしょに消える｡
物質世界は幻影だからね！




魂に灼きつけた記憶だけが死後も残る｡
そのことを既に熟知しているあたしは
魂の瞳にも見えるものしか見ようとしない｡
幻影であることが明らかなものには
いまさら興味など向けられるはずもなく｡




全人類､
あたしにとっては幻影にすぎず
貴女だけが実在｡
あたしがあたしである故に｡