日記小説・2023-03-28
2023-
3-28.
3月28日
今日は過去一かっこいい先生の写真を
見つけた
どこからかというと兄の卒業アルバムからだ
今まで見たことがなかったかと言えば
見たことはあった
先生が並んだページと
兄兼森先生のクラスのページは
何度も見たことがある
なんで今日見たのかというと
美奈の影響だ
今日、美奈と勉強会という名目で
沢山話した
美奈には気になる人がいる
松田先生らしい
少し前から聞いていた
"私は一途だ"というくせに
すぐ違う人をかっこいいと言うし
"出会った時から好きだった"というけど
聞いたのはほんの少し前だし
美奈はよく分からない
そんな美奈のために
私だけ持っている卒アルを見せた
松田先生を見ている美奈の隣で
私は部活の集合写真を初めて見た
サッカー部、横田先生が顧問の部活
そこにはもちろん先生がいた
マスク無し、ジャージ、短髪
最高にかっこよかった
4月10日
今日は始業式だった
はるなちゃんと約束をして
7時40分に着くようにした
クラス発表はまだされていなくて
前のクラスに荷物を置いてきた
多分、2階だろうとはるなちゃんと
2階に降りると森先生がいた
「やっほー!久しぶり!」
「おお、久しぶり、早いな」
「早めに来ました」
「いつ発表なんですか?」
「8時に昇降口」
「8時かー、まだまだやん」
「森先生、担任?」
「さあ?」
「3組やろ!?」
「さあ」
にやにやしながら返された
笑っていたからきっと担任だろうと思った
先生と別れ、8時になるのを
昇降口前で待った
職員室から先生が見ていて
手を振ったけど振り返してくれなかった
代わりに小林先生が手を振ってくれた
8時になり、クラス分けが張り出された
3組の担任は横田先生
4組の担任は森先生
私は3組だった
歩華と美奈は1組
嬉しかった、横田先生のクラスだなんて
無条件で話せるじゃないか
森先生は3組数学担当でもなかった
森先生と接点が無くなったのは
悲しかったけど
横田先生と森先生が逆じゃなくて良かった
200号館の2階、西側の端の教室
森先生のクラスは隣
だから、毎日話しかけに行こうと思う
始業時間、8時40分
ギリギリで先生たちが来た
横田先生、担任の先生
新鮮でどきどきした
3組には彩夜ちゃんも美央ちゃんもいる
彩夜ちゃんとは離れたかった
っていうのが本音
横田先生を独り占め、したかった
1限目は離任式兼始業式だ
ある程度かたまって体育館に移動
私は一番後ろに行き、横田先生に話しかけた
「今年もよろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
改めて遠いなと思った
始業式、マスクを外していた
違う先生のボケ入り話に笑った先生
遠くから見てもかっこいいのが分かった
2限目は大掃除
特に何も無く終わった
3限目のLHRも特に何も無かった
席順は前が嘉野くん横が美央ちゃんだ
横田先生はペア活動が多いから
美央ちゃんと沢山話した
特に何も無く終わり放課後
面談日程を決めていた
はるなちゃんと一緒に決めていて
教卓後ろの黒板のところで話していたら
はるなちゃんが横田先生に質問をした
私は黒板に背を向け
後ろにいた先生を見た
「この日って15時には
授業とか終わってるんですか?」
「この日はー」
横田先生が私の顔横の紙に手を伸ばした
体は向かい合わせ
壁ドンをされている気分だった
先生は全然目を見てくれなかった
特に話さず先生は職員室に帰った
森先生のところに話に行った
「やっほー」
「なんや」
「話に来た」
「担任と話してあげなよ」
「横田先生帰るん早いんやもん」
「引き止めな」
「嫌われる…」
「駆け引きやな」
「駆け引きって笑」
「先生と接点ないんほんま悲しい」
「せやなあ」
「毎日話しかけに来ますね!」
「おらんかもしれんで」
「先生はおる!笑」
「まあ、大抵はおる」
そんな話をして自教室に戻った
今日は美奈と勉強をする約束をしていた
始めは部活があるから一人で待っていた
美央ちゃんと彩夜ちゃんも残っていて
三人で話したり勉強したりしていた
私がトイレに行って帰ろうとしていた時
突然、扉が開き、女の先生が入ってきた
「掃除するわー」
その先生の他に数人先生がいた
その中には横田先生もいた
話は出来なかったものの目は長時間あった
それから教室に戻り、二人と話していたら
横田先生が入ってきた
「なんでおるんや」
「勉強してます」
「偉いな、はよ帰れよー」
なんて話した
彩夜ちゃん一人だったら
もっと長居したのかな
冷たい先生を見ると
その事ばかり考えてしまう
明日は入学式で生徒休業
明後日、初日だ
面談もある